イビデン株式会社 S.T.さん(転職時 33歳)
EA「転職支援制度」を利用して転職を果たしたアルトナーOBのS.T.さんにお話を伺いました。
2004年4月アルトナー入社後、自動車メーカーの部品設計に携わったのち、イビデン株式会社に配属。EAの転職支援制度を利用し2015年8月からイビデン株式会社の正社員として活躍中。
業務にもっと深く関わりたい、もっと効率よく進めたいという思いから転職を決意しました。
語学力を強化して、さらにグローバルに活躍できるようなエンジニアを目指します。
アルトナーに入社したきっかけは?
大学では機械系を専攻していて、将来は機械設計の業務に携わりたいと考えていました。就職活動中は、具体的にどのような業種につきたいかは決めてなかったのですが、研究所の教授を通じてアルトナーの存在を知り、この中であれば幅広い業種の中でいろんな技術を身につけることができると思い、入社したいと考えました。
アルトナーでどのような仕事をしていましたか?
1社目は自動車メーカーの設計部門に配属されて、自動車のシャシー部品と言われる部品の設計業務に携わっていました。そこで身につけたのが、設計の基本的な考え方、ノウハウ、設計に必要なCADです。次のイビデンに配属されても、これらを役立てることができました。
転職を意識したきっかけは?
2社目の配属先であるイビデンでは生産技術部で、DPF※の生産設備に携わってきました。(※DPFは、自動車の排気ガスに含まれる有害物質「すす」という物質を取り除くフィルターを総称した名称)業務は、難しいところがありながらも、やりがいや達成感を感じつつ携わってきました。この仕事にさらに深く関わっていきたいことと、もっと効率よく進めたいというところがあり「正社員になりたいな」と転職を決意しました。
EAを使ってよかったことは?
今回は初めての転職で、不明点、不安なことがいろいろありましたが、その都度EAのご担当者に相談させていただきました。入社試験、内定決定、最終的な就職決定までの流れをスムーズにご対応くださり、また処理が円滑に進むように十分にサポートいただき、大変心強く感じました。特にEAで、過去にも自分のような配属先企業への転職実績があることを教えていただいた際に「自分にもチャンスがある」と安心したことを覚えています。ありがとうございました。
現在の業務内容とやりがい
現在はアルトナー時代と同じ生産技術部に所属して、DPFの量産設備の設計と立ち上げ業務を担当しています。DPFは日本はもちろん、ヨーロッパと北米に海外拠点があり、グローバルな業務に携わっている状態です。ハンガリーやメキシコに工場があり、何度も出張で行き来しています。海外の仕事は難しいところもありますが、うまく進めて設備の立ち上げが無事に完了したときのやりがいは、なかなか言葉にできないくらいの達成感を感じます。
今後の自分の目標
海外での業務が多いので、特に語学力の方を強化して、さらに海外でグローバルに活躍できるようなエンジニアになりたいと考えています。後輩もいますので、彼らの若手育成も含めてマネージメントにも力を入れていきたいと考えています。
エンジニア志望の学生にメッセージをお願いします
メーカーに入りたい方もいらっしゃると思いますが、私は「やりたいことをまずやってみる」ことに重点を置いて今回の転職に繋がりました。まずは迷うところがあれば、一歩踏み出して、進んでみてほしいと思います。
転職支援部門担当者より
イビデン様から、技術スキル、コミュニケーション能力も非常に高い、将来性もあるという評価の下、S.T.さんを正社員登用したいというご要望がありました。S.T.さんは、海外出張が非常に多く、面談機会がなかなかとれず、メールや電話で不安をなくすよう、また普段の業務に支障をきたすことなく円滑に転職ができるようにサポートさせていただきました。
インタビューに協力して頂いたS.T.さんにお礼申し上げるとともに、今後のご活躍にご期待申し上げます。又、この取材に協力頂いたイビデン様にも厚く御礼申し上げます。