私がアルトナーを選んだのは、電気分野の設計士として、いろいろな技術や知識、経験が積めると思ったからです。ゆくゆくは、ハイレベルなモノづくりの設計士として仕事をしていきたいと思っています。どの企業に行ってもお客様に認めてもらえる、そんなエンジニアになりたいと思っています。
現在は、レーシングカーのエンジンのテストと解析を行っています。私がテストした結果を受けて、エンジンの仕様が決まっていくので、そのエンジンを積んだレーシングカーが実際に走っているところを見ると、すごくやりがいを感じます。この開発現場はトップレベルの方々ばかりなので、このチームにまだ若い私が入れたことは誇りです。しかも、自分の技術力をさらに高めるには最適な環境で、モチベーションも上がっています。いまのレーシングカーは、速いマシンで、しかも省エネを目指しています。ポイントとなるのは軽い素材なので、その素材開発が進めば、自家用車の省エネにもつながるのではないでしょうか。速さを追求していることも、次世代の自動車に活かされるはずです。いまの経験とノウハウを活かして、そんな自動車をつくりたいと思っています。
いままでは与えられた業務をこなすだけでした。でも、いまはそれだけでは納得してもらえません。新しいことにチャレンジしていかなければならないので、私自身の心構えから変えました。物事を積極的に考えるようにして、いろいろな人とコミュニケーションを取り、新しいことをどんどん試すようにしています。
小さなことでもコツコツとやっていけば、上司や先輩は認めてくれます。そして、それを磨いていけば、お客様も認めてくれる技術力になります。それを忘れず、頑張ってほしいと思います。