INTERVIEW アルトナーのITエンジニア

プログラミングで培った思考力が、ITエンジニアとしての自分の強みになっています。

Oさんは現在、車両のエアバッグ制御ユニットの開発に携わり、仕様検討や適法性の確認などを行っています。エンジニアを目指すことになった原点には、物事を分解し構造を理解することへの強い興味がありました。学生時代に培った知識や技術は、現在の業務にどのように活かされているのでしょうか。Oさんに、現在の仕事と今後のキャリアについてうかがいました。
(取材・記事執筆:アルトナー取材班)

PROFILE

ハイバリューグループ
電気・電子 O.H.

  • 工学部電気情報工学科
  • 2025年新卒入社
  • 20代

※役職・年齢・業務内容等は取材時のものとなります。

自分が論理的に考えたものがアウトプットとして得られることがエンジニアの醍醐味です。

Oさんが本格的にエンジニアを志したのは、高校時代にプログラミングに触れたことがきっかけです。部活動の中でプログラミングに触れる機会があり、先輩から教わるうちにその面白さにのめり込んでいきました。

自分が論理的に考えたものがアウトプットとして得られ、最終的にそれが成果物として出来上がる体験には大きな魅力がありました。それこそがまさにエンジニアの醍醐味だとOさんは感じています。

“作る側”の経験が、今の自分の土台になっています。

大学では、機械学習の基礎研究に取り組んでいたOさん。数学的なアプローチから学習に有利な構造を提案する研究です。現在主流となっているLLM(※)とは方向性は異なるものの、機械学習の本質的な理解を深める経験となりました。

※LLM:大規模言語モデルのこと。膨大なテキストデータで学習した、言語の理解・生成に特化したAI

自らデータを収集し、モデルを設計し、訓練まで行うという一連のプロセスを経験できたことは非常に幸運だったとOさんは語ります。AIを作る側の経験は、使う側では得られない学びがあり、OさんのITエンジニアとしての基盤に大きく影響しています。

プログラミングで身に付けた思考力が、複雑な車両システムの理解に活きています。

現在Oさんは、車両のエアバッグを制御するユニットの開発に携わっています。仕様の検討や適法性の確認に加え、自動化ツールの作成など業務は多岐にわたります。仕様検討では、ブロック図を作成しながら処理の手順を整理し、抜け漏れがないかを確認していきます。

Oさんは、学生時代に触れたプログラミングを通じて養った「大規模なシステムのプロセスを分解し、1つずつ落とし込んでいく思考力」が、複雑な車両システムを理解・整理するのに非常に役に立っていると実感しています。大きな要件を細かな処理へと分解し、仕様として整理する。このプロセスこそが、Oさんの強みが発揮される場面です。

また、複雑なシステムを扱う中では、全体を分解し、構造として捉える力が求められます。扱っている製品の内容を正しく理解できれば、新規業務に対する立ち上がりも早くなり、より検討に時間をかけることが可能です。さらに、業務効率化のための自動化ツールの開発にも、プログラミングで培った知識や技術が活かされています。

強みを伸ばしながら、できることを広げていきたいと考えています。

Oさんは入社当初、自分の技術力を深め、得意なことを活かして働きたいという思いが強かったそうです。プログラミングを強みとし、できることの幅を広げていきたい、自分の強みをさらに伸ばしていきたいという意識を持って入社しました。

実際の業務に就いてからは、次世代技術を活用した製品開発の構想に触れ、ITの進歩を実感する場面も多く経験しています。刺激のある環境の中で新しい知識を吸収し、さらにできることを広げていく。その積み重ねが、ITエンジニアとしてのOさんの成長につながっています。

身の回りから社会へ。誰かの役に立つことを。

Oさんの仕事観の根底には、人の役に立ちたいという思いがあります。その出発点は、時間をかけて行っていた作業を一度で完了できるような自動化ツールを作り、自分の負担を減らすという発想からだったといいます。
まずは自分の身の回りを便利にすること、その経験を製品の中で全体を支えるような仕組みづくりへと広げていきたい。そうした積み重ねの先に、最終的には世の中のためになる仕事へつながっていくとOさんは考えています。

Oさんが業務上大切にしていることの1つは、製品への理解を深め、それを他者にわかりやすく伝えることです。業務の中で得た知識や理解を、どのようにすれば相手に伝わるのかを考えながらアウトプットするプロセスには、工夫が求められます。
同時に、それは自分自身の理解度が問われる作業でもあります。曖昧なままにしていた部分は、うまく説明することができません。伝えようとする過程の中で自分の理解の甘さに気づき、新たな発見や理解の深化につなげています。

ソフトウェアにとどまらず、製品全体を理解できるITエンジニアを目指しています。

もともとはプログラミングへの関心からITエンジニアを志したOさんですが、今後はソフトウェア以外の領域についてもより理解を深めていきたいと考えています。

通信やメモリ、ハードウェアなどそれぞれの領域の解像度を高めることを意識しています。製品全体の流れを俯瞰したときに、どこでどのような技術や手法が使われているのかを説明できるようになることが1つの目標です。そうした視野の広がりと並行して、基礎力を高めるために「応用情報技術者試験」の勉強にも取り組んでいます。

アルトナーの先輩や同期とは仕事以外でも交流があります。

アルトナーの先輩や同期とは、飲み会や食事に行くなどプライベートでも交流があります。

また、好きなゲームや趣味で続けているピアノを楽しみながら、自分の時間も大切にしています。オンとオフを切り替えながら過ごすことが、結果的に仕事への集中にもつながっています。

エンジニアを目指す方へ

自分の理想に向かって進み続けることで新しい発見が生まれ、新たな自分の可能性につながっていくと考えています。

私もまだまだ勉強中の身です。ぜひ一緒に頑張っていきましょう!