株主・投資家との対話

当社は、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資するため、株主・投資家との間で建設的な対話が必要不可欠であると認識しております。

株主との建設的な対話に関する方針

当社は、取締役経営戦略本部長をIR担当取締役として選任するとともに、IR担当部署として、経営戦略本部IR・PRグループを設置しております。経営戦略本部IR・PRグループを中心に投資家説明会の開催、ワンオンワンミーティング等のIR活動を実施することで、株主との建設的な対話に努めております。

対話に関する体制

情報の正確性および開示の公平性を確保するために、当社が行うIR活動は、代表取締役社長、IR担当取締役、IR担当部署をスポークスパーソンとしております。
また、スポークスパーソンは、必要に応じて、他の役職員をその代理として委任することがあります。

株主との対話のため、IR担当部署が、管理部門、営業部門、採用部門、教育部門等の社内各部門と連携し、情報共有を実施しております。

インサイダー情報の漏洩防止を徹底し、また、公平性を確保するため、決算発表予定日までの3週間を沈黙期間とし、業績に関する問い合わせへの対応を控えさせていただいております。

株主・投資家との対話の実施状況等

2024年1月期に当社の経営陣等が行った株主・投資家等との対話の実施状況等は、以下のとおりです。

(主な対応者)
代表取締役社長、経営戦略本部IR・PRグループ

(株主・投資家の概要)

  国内 海外
拠点別(%) 70.4 29.6
  ファンドマネージャー アナリスト
担当分野別(%) 29.6 70.4


(対話の実績)

内容 回数
個人投資家向け説明会 5
アナリスト・機関投資家向け説明会 2
機関投資家・アナリストとのワンオンワンミーティング 27


(対話の主なテーマや株主・投資家の関心事項)

技術者数の成長率

新卒・キャリア採用の進捗状況、取り組んでいる施策

外国人技術者の採用

技術者の「カーボンニュートラル」関連のプロジェクトに配属の状況

採用コストは、1人当たりどのくらい掛かっているか。

研修のプログラムの内容

地方への事業展開について

請負・受託のメリット

配当性向が70%を超えていること。今後も持続可能か、あるタイミングで50%に戻るのか。

技術者単価の来期以降の見通し

離職率対策はどのようにしているのか。

半導体領域は、今後どのように伸ばしていくのか。

中期経営計画の進捗

M&Aについて

(経営陣や取締役会に対するフィードバックの実施状況)

株主・投資家との対話の内容に関して、適宜、経営陣にフィードバックを実施しております。

・適宜、経営陣に個人投資家向け説明会、アナリスト・機関投資家向け説明会、機関投資家・アナリストとのワンオンワンミーティングの質疑応答、アンケートを回覧し投資家の考えを共有。

・経営陣も含め管理職以上が参加する全社的な会議で、投資家の注目点を共有(年2回)

 

(対話等を踏まえて取り入れた事項)

・女性役員の登用について。

・配当の考え方。

・熊本、北海道、宮城の半導体工場の計画は、御社の業績にポジティブな影響が期待できるか。

・今期、技術者単価が上昇しているが、来期も、今期のペースで上昇していくのか。

・今年度は、新卒技術者を前倒しで配属したとのことだが、来期も、新卒技術者の早期配属をお客様から求められそうか。

・円安、物価高騰の影響について。

・昨今のインフレに伴う賃上げ圧力への対応方針について。インフレに対応して、多くの業種で賃金が引き上げられているが、技術者の派遣単価はどのような状況でしょうか。

・ChatGPTをはじめとする生成AIの開発が活発だが、御社はこの分野に関わっていますか。AI関連エンジニアについて教えてください。

・半導体からの関連業界人財ニーズは回復していますか。今後、増加していきそうですか。顧客企業への供給不足について教えてください。

・業界に占める御社のシェアについて。シェア拡大策について。