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サステナビリティ

喜び、驚き、達成感!「スクラッチ(Scratch)」を学ぶ、春休み小学生プログラミング教室。

アルトナーはCSR活動の一環として、毎年、春と夏に小学生を対象にしたプログラミング教室を開催しています。2019年3月の「春休み小学生プログラミング教室」は、大阪メトロ御堂筋線「江坂駅」のほど近くにある、アルトナーの研修施設「ラーニングセンター」で開催されました。
(取材・記事執筆:アルトナー取材班)

■開催概要
(開催場所)

(日時)
(対象)
(講師)

(授業内容)


■後援

株式会社アルトナー ラーニングセンター
(大阪府吹田市江の木町17-1 コンパーノビル7F)
2019年3月26日(火)、27日(水) 13:00〜14:30
小学4年生〜6年生
株式会社アルトナー
ソフトウェア研修担当 畑田研二(はただけんじ)
「Scratch」(ビジュアルプログラミング言語)を使用したプログラミング授業

吹田市教育委員会

■開催概要
(開催場所)



(日時)

(対象)
(講師)

(授業内容)



■後援

株式会社アルトナー
ラーニングセンター
(大阪府吹田市江の木町17-1 コンパーノビル7F)
2019年3月26日(火)、27日(水)
13:00〜14:30
小学4〜6年生
株式会社アルトナーソフトウェアの研修担当 畑田研二(はただけんじ)
「Scratch」(ビジュアルプログラミング言語)を使用したプログラミング授業

吹田市教育委員会

講師はアルトナーのプロの研修担当者。
だから、プログラミングが初めての小学生でも安心。

プログラミングが初めての小学生でも、安心してこの教室に参加できるのが最大のポイントです。それは、講師を務めるのが、実際にアルトナーでエンジニアにソフトウェアを教えているプロの研修担当者だから。コンピュータの基本操作と、子ども向けプログラミング言語「スクラッチ(Scratch)」を、わかりやすく、楽しく教えてもらえます。パソコンもソフトも、アルトナーが用意しているので、必要な持ち物と言えば、筆記用具だけなのも気軽で嬉しいですね。

今回の研修担当は畑田研二(はただけんじ)さん。そろそろ暖かくなってきた、春休みの午後、参加しにやってきた小学生たちと一緒に、基本操作とプログラミングを学んでみます。


コンピュータの基本操作は、小学生たちの触れる機会の多少によっても、その慣れ方に差がありますが、そこはプロの畑田さん。短い時間の中でも、皆が楽しく学べるように、上手く足並みを揃えていきます。加えて、今どきの小学生ですから、操作方法を習得するスピードも驚くほど速いです。

プログラミング教室に参加した小学生たちに願うこと。
「色々なことを発見し、気づき、考えて、自身の成長に繋げてほしい。」

このプログラミング教室の後援は、吹田市教育委員会。学校や保護者からも「早めにコンピュータに触れさせて、プログラミングの経験を積ませたい。」という要望があります。

おりしも文部科学省は、将来の職業にかかわらず、コンピュータを扱うことや、プログラミング的思考が、これからは普遍的に求められる力と考え、2020年度から、プログラミング教育を小学校での必修化を、方針として検討しています。

そんな将来を見据えた、時代や社会の要請に応えていくのも、長年エンジニアを育ててきた、アルトナーの大切な活動の一つなのです。

それは「どうやって実現させればいいのか?」
考えることに集中できるのが「Scratch」。

基本操作に慣れたところで、プログラミング言語「スクラッチ(Scratch)」で、プログラミングを勉強します。Scratchが子ども向けの言語として最適と言われるのは、まずプログラミングとは言いながら、コードを書いていく仕組みではないこと。


それはまるで、機能の違うブロックをいくつも組み合わせるかのように、基本的なコマンドを自由に組み合わせ、新しいものを作っていくのです。だからコンピュータの基本操作に慣れてしまえば、後は自分のアイデアや表現したいことを「どうやって実現させればいいのか?」ということに集中できるというわけです。

基本的なコマンドにパラメータを与えていくと…。
喜び、驚き、達成感などが、教室のあちこちから湧き上がります。

基本的なコマンドには、それぞれに、必要な数、繰り返す回数や、回転させる角度などの、パラメータと呼ばれる数値を与えてあげます。基本的なコマンドの組み合わせと、それぞれのパラメータをあれこれと変化させ、考えていた図形が描かれるように試行錯誤していきます。


時間の経過とともに、子供達から、想像通りの図形が描けた嬉しそうな表情や、思っても見なかった図形が現れて驚く様子が、教室のあちこちから見えてきます。中には、図形の規則性をつかんで、資料の余白に鉛筆で、自分なりの計算方法で見積もったパラメータを書く女の子もいたりして、私たち大人を驚かせてくれます。

そこからは、子供達の挑戦、喜びや、驚き、達成感などが感じられます。シンプルな「スクラッチ(Scratch)」のようなプログラミング言語は、子供達が持っている溢れんばかりの想像力や発想を開放する手段になると、研修担当の畑田さんは考えています。

「Scratch」は MIT メディア・ラボによって
開発されたプログラミング言語です。

「スクラッチ(Scratch)」は MIT メディア・ラボのLifelong Kindergarten グループによって開発されたプログラミング言語です。子供達でも簡単にプログラムが組めるシンプルなアーキテクチャーでありながら、職人技の高度なプログラムまで作成することが出来る柔軟性の高い言語です。そのプログラム作成プロジェクトは全世界で4,000万件近くもあり、その中から参考になるプログラムを見つけて改造し、新しい自分のオリジナルのプログラムを作成することもできます。
くわしくは、》 http://scratch.mit.eduをご参照ください。

プログラミングすることの楽しさを知ってもらいたい。
「達成する喜び」までの、プロセスと適度なアドバイス。

行き当たりばったりではもちろん、ちょっと考えて組み始めても、なかなか思ったとおりに動かないのがプログラミングの世界。子供達には、少しだけ冷静になって、これはこうではないかと仮説を立てて、ロジックやパラメータを決めて、プログラミングに取り組んでもらいます。プログラミングの楽しさを、まずは知ってもらうための最短コースです。


子供達の様子や反応を見ながら、多からず少なからず、適度にアドバイスをしていきます。デバッグを繰り返し、思惑通りにコンピュータが動くという「達成する喜び」が充分に感じられることに重点を置いています。

授業後に実施されたアンケートから。

授業後に実施された、子供達へのアンケートで「プログラミングでやってみたいことはありますか?」への回答では「スマートフォン、タブレット用アプリ(ゲーム)作り」が1番多く、次いで「ロボット用プログラム」が挙がりました。スマートフォンやタブレットは、すでに子供達が産まれたときから存在し、身近なデバイスであることから、そのプログラミングに1番人気が集まるのも当然かもしれません。また2番めの「ロボット用プログラム」というのも時代を反映していると言えそうです。

「これからもっとプログラミングを勉強したいと思いましたか?」という問いに対しては、約90%以上の子供達が「はい」と回答しています。文部科学省が掲げる方針や、社会的な要請とも合致しているとも言える結果です。

アルトナーは「エンジニアサポートカンパニー」を経営理念として掲げており、「人をつくり 技術を育み 技術者を通じ社会に貢献」していくため、今後も、CSR活動の一環として、プログラミング教育に取り組んでまいります。

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