hero
エンジニアの生き方

思い描いていきたいエンジニアの将来像。10年後、20年後、各年代のキャリアパス例を覗いてみよう。

エンジニアとして、長く活躍し続けられるキャリアパスを組み立てるにあたっては、自身のキャリアや年齢、ワークライフバランスなど様々な要素を考慮する必要があります。ここでは、アルトナーに正社員として在籍しているエンジニアのキャリアや考え方を、その年代別にご紹介します。そこからは、それぞれの多様な歩みが、想像以上に充実していて自由度が高いということが見えてきます。

▲気になるアイコンをクリックしてみよう。

▲気になるアイコンをタップしてみよう。

エンジニアの長きに渡るキャリアパスの自由度。
誰しもが考える、そのベースとなる最適な環境とは?

アルトナーは、様々なメーカーの設計開発の現場に、エンジニアを配属している「技術者派遣会社」ですが、一般的にイメージされている、いわゆる“派遣”という仕組みとは、根本的に異なった仕組みを持っています。1つにはエンジニアは正社員としてアルトナーに所属しているということです。まずは雇用という点において、安心してエンジニアとしての人生を歩んで行けますし、充実した教育や研修などで、アルトナーでエンジニアとしてスキルアップ出来ることを意味しています。

働くスタイルの多様化などを尊重するなど、アルトナーでは、かねてより、エンジニアを取り巻く環境において、時代の流れや要請を、敏感に感じ取った仕組みづくりが行われており、具体的、かつ実際に活かされています。例えば、「働く地域を限定したい」などの希望に対して具体的に応えられる「エリア限定制度」。あるいは画期的な仕組み「転職支援制度」などがその一例です。
(取材・記事執筆:アルトナー取材班)

20代エンジニア

予測できないところで良好な結果を求めていく楽しさ。次世代エネルギーの研究開発業務の魅力の1つです。

S.D.さん(以下:Sさん)はアルトナーに新卒で入社し研修を経て、現在、次世代エネルギーの研究開発業務を行っています。その実際の開発ではどのような結果が出るか予測がつかない部分があり、そうした予測できないところで良好な結果を求めていくという面白さ、楽しさにこの業務の魅力を感じています。「既存のものを改良するのも楽しいと思うのですが、やはり先端のものにずっと携わってきたいと思います。」そんなSさんにオンラインでインタビューさせていただきました。

ハイバリューグループ
電気・電子 S.D.
大学院理工学研究科 物理学専攻
2020年新卒入社 20代
〈役職・年齢・業務内容等は取材時のものとなります。〉

30代エンジニア

自動化で得られる恩恵は、他の誰かがより良い仕事ができるようになり、人には困難な作業も可能にすることです。

アルトナーに入社直後に創設されたハイバリューグループに所属しているY.H.さん(以下:Yさん)は、大学では量子物理学を学んでいました。それは物質の性質を見極め今後の技術や物作りに役立てる基礎研究です。今は自動車メーカーで検証の効率や精度を上げるための様々な自動化に取り組み、良い検証環境を構築することに取り組んでいます。

ハイバリューグループ
ソフトウェア モデルベース エキスパート Y.H.
大学院工学研究科 精密科学・応用物理学専攻
2010年新卒入社 30代
〈役職・年齢・業務内容等は取材時のものとなります。〉

レーシングカーのエンジン開発はスピードが勝負。そこに見えたハイレベルなプロジェクトへ携わるための3つの条件。

レーシングカーのエンジン開発は、設計を終えたら直ぐさま形にしなければなりません。その現場は、出来上がったレーシングカーと同じように、スピードが勝負の世界。S.Fさん(以下:Sさん)は、自動車メーカーで、そんなレーシングカーのエンジンの吸気系の部品を、研究しつつ設計開発したり、技術計算やレポート作成などを行う業務に携わっています。

ハイバリューグループ
機械 エキスパート S.F.
大学院基礎工学研究科 材料工学専攻
2013年新卒入社 30代
〈役職・年齢・業務内容等は取材時のものとなります。〉

40代エンジニア

「作り手の声、買い手の声、売り手の声」をリアルに思考できる、バランス型40代エンジニアへの成長の過程。

H.Yさん(以下:Hさん)はアルトナーに新卒で入社して電気機器メーカーに配属され、40代を迎えた今は、請負・受託グループで開発業務を行っています。現在、在宅勤務を主体としながら機能設計書の作成から品質管理までをこなしています。その守備範囲の広いソフトウェアの開発業務や経験してきたことについて、オンラインでインタービューさせていただきました。そこからは、物事を多角的に考察することができる『バランス型』のエンジニア像が見えてきます。

請負・受託グループ
ソフトウェア エンベデッド H.Y
大学院工学研究科 情報システム工学 専攻
2006年 新卒入社 40代
〈役職・年齢・業務内容等は取材時のものとなります。〉

50代エンジニア

現在の業務内容にとらわれずに、好奇心を持って他の分野も学び続けることが、長年の勤務で成長し続けるポイントです。

家庭用の蓄電池システムを開発している部署のハードチームで、製品評価の業務を行っています。アルトナーに長く勤めることのメリットは、配属先で新しい業務に取り組むことで、問題解決力や創造性が高まり、自己成長に大きな影響を受けられることだと考えています。多様な経験で得たスキルは、他の業務にも応用でき、職務全体の質の向上につながってきたそうです。

ワイドバリューグループ
電気・電子 K.Y.
工学部 電気工学科
1990年新卒入社 50代
〈役職・年齢・業務内容等は取材時のものとなります。〉

60代エンジニア

設計開発を続けてきた現役だからこそ、60代で理想の再就職に成功! 定年後も仕事に趣味に、セカンドライフを満喫するシニアエンジニア。

37年間勤めたメーカーで定年を迎えたのを機に、S.Tさん(以下:Sさん)はエンジニアとしての技術と経験を活かしてアルトナーに再就職を果たしました。初めて担当する業務に不安があったと言いますが、自分の息子と同世代の仲間と一緒に、新たなスキルを吸収することを楽しみながら仕事に取り組んでいます。

請負・受託グループ
ソフトウェア エンベデッド S.T.
2018年 アルトナー入社 
〈役職・年齢・業務内容等は取材時のものとなります。〉

継続雇用制度

「人生100年時代」に向けて、定年後のライフプランをどう考える?定年を迎えても、まだまだ、設計開発の現場で働きたい。

日本人の平均寿命は年々延び、2007年に生まれた子供の半数は107歳より長く生きるとも言われています。定年後から100歳までの約40年という長い時間を考えると、老後の蓄えを増やし、生きがいを見つけ、人との繋がりを育むことは大切です。これを実現する一つの方法が再雇用・再就職です。今後益々、生涯現役を目指すシニアの方が増えていくのに従い、企業も社会もそれを支える環境を整えることが必要となっていきます。最近では、メーカーから技術者派遣会社に転職するエンジニアが増えてきているという現状もあります。

60歳以降も本人の希望により「継続雇用制度」の利用が可能です。我が国の急激な高齢化に適応して、意欲のある高齢者がいつまでも活躍できる土壌作りを目指してるアルトナーは、60歳の定年を迎えた後も、設計開発の現場で仕事を続けたい意向を持つエンジニアに対して、継続雇用を行う制度を設けています。

40代スタッフ

「たとえ宇宙研究であろうが、その夢は叶えられる」40代エンジニアの新しい挑戦とは。

エンジニア時代の2012年にはエキスパートに昇格し、自身の業務を行う一方で、チームを率いて若手エンジニアを育成する役割も担ってきた齋藤智和さん。2019年、これまでエンジニアとして培った約15年に及ぶ経験を活かして、アルトナーで後輩を育てるマネジメント業務に転身しました。後輩たちには「一流のエンジニアになりたいという夢を持ち、しっかりとその目標に向かって進もうと考えている人は、たとえ宇宙研究であろうが、アルトナーに入ってやっていけばその夢は叶えられる」と齋藤さんはエールを送ります。

能力開発本部
ソフトウェア 研修担当 齋藤 智和
経営工学科
2003年6月 アルトナー入社
〈役職・年齢・業務内容等は取材時のものとなります。〉

取締役

「素直であること。素直な心を常に自制しながら培うこと。」それが良い設計者になるために大事なことです。

2000年頃から、江上洋二さんは、設計開発に携わっているかたわら、掛け持ちで研修の講師を担当することになります。やがて、現場を離れて本社の管理部門に移り、アルトナーの人材開発本部能力開発部長を経て取締役になりました。20年もエンジニアを経験してきた江上さんだからこその「エンジニアの視点」が活きてくるのです。

取締役 江上洋二
航空工学専攻
1981年 アルトナー入社
〈役職・年齢・業務内容等は取材時のものとなります。〉

転職支援制度

アルトナーには「転職支援制度」があります。
エンジニアの長きに渡るキャリアプランの自由度が広がります。

転職先として紹介候補となるのは、アルトナーと、お取引実績のある顧客企業で、日本を代表する株式上場企業、大手メーカーや、優良中堅企業約1,000社。アルトナーに入社と同時に、転職支援制度に登録することで、サポートを受けることができ、入社一年目でも紹介先とのマッチング次第、順次、転職先を紹介しています。一見アルトナーにとっては損失のように思えるこの制度。実はアルトナーにとっても、転職支援制度を利用するエンジニアにとっても、双方にメリットがあることなのです。

アルトナーにとっては将来的に、メーカーへの転職を希望しているエンジニアを採用でき、正社員雇用を検討している顧客企業へも柔軟に対応できるということ。もう一つにはエンジニアがアルトナーに所属し、配属されている期間にアルトナーの質や信頼性を高め、顧客満足度を向上させることです。転職後には“アルトナー出身”であることに誇りを持って活躍してもらうことで、ブランドイメージの向上にも繋がります。

Related Contents関連コンテンツ

TOPに戻る