hero
アルトナーエンジニア

スキルの高いメンバーと共にスキルアップ、高い報酬を目指せる点に惹かれ、ハイバリューグループへ異動しました。

K.A.さん(以下:Kさん)は、自動車部品メーカーへ配属された後、アルトナーの社内公募制度を使ってハイバリューグループに異動しました。ハイバリューグループへ異動したタイミングで、自動車部品メーカーから自動車メーカーに異動し、現在は半導体製造装置メーカーに配属され、工場などで使用するロボットの作業を自動化するシステムの研究開発を行っています。
(取材・記事執筆:アルトナー取材班)

Profile

ハイバリューグループ
ソフトウェア モデルベース エキスパート補佐 K.A.

理工学域 電子情報学類
2018年既卒・第二新卒入社 30代
〈役職・年齢・業務内容等は取材時のものとなります。〉

多面的に物事を見るエンジニアの父に憧れて
自分もエンジニアを目指し、
学生時代では電子情報学を専攻しました。

子どもの頃、エンジニアの父に憧れて同じ道を目指したというKさん。特に、どのような意見でも尊重し、多面的に物事を見る姿勢に大きな影響を受けたそうです。

エンジニアへの想いを胸に、大学では理工学に進み、電気電子系と情報系の基礎知識を学びました。研究内容は、人工衛星のアンテナの実効長を求めるというもので、実験方法の検討、電気回路の設計、マイコンのプログラムの作成などを行いました。ソフトウェアに加えてハードウェアの知識も身につけられたことが貴重な経験だったと実感しています。

アルトナーに入社を決めた理由は、
エンジニアの意見を尊重してくれる社風に惹かれたからでした。

Kさんがアルトナーに入社を決めた理由は、エンジニアの意見を尊重してくれる社風に惹かれたからでした。また、エンジニア一人一人のキャリアや家庭事情を考慮してくれる点も、働く上で安心でした。

「アウトソーシングエンジニア」という働き方について、一般的に不安定な働き方という考えもあるかもしれませんが、昨今では技術力があれば将来的に転職も可能で、自身の能力を伸ばす機会を与えていただける働き方だとKさんは言います。

すべての人に同じ内容で研修するのではなく、
一人一人それぞれに足りない部分の研修に力を入れるなど、
研修担当者の細かい配慮に感銘を受けました。

アルトナーの新人研修には、ビジネスマナーや社会人の心構えを学ぶ「一般研修」、エンジニアとしての基礎スキルを学ぶ「基礎研修」、顧客企業の現場に即した「カスタマイズ研修」が用意されています。そのおかげで、Kさんはじめ新人は、大きな不安を抱くことなくエンジニアとして働き始めることができます。

入社後の研修で、Kさんが特に印象に残っているのが、カスタマイズ研修とのこと。Simulink、Carmakerなど、実際に配属先で使っているツールを、研修担当者のサポートを受けながら習得するもので、実際に配属されてからとても役立ったそうです。新人社員が一カ所に集まり、切磋琢磨しながら技術力を磨くことで連帯感も生まれ、良い体験になったといいます。また、すべての人に同じ内容で研修するのではなく、一人一人それぞれに足りない部分の研修に力を入れるなど、研修担当者の細かい配慮に感銘を受けたとKさんは振り返ります。

こうして研修を終え、初めて配属された大手自動車部品メーカーでの業務は、大型バイクのソフトウェア開発でした。エンジン、クルーズコントロール、トランスミッションなどを制御するためのソフトウェアを、仕様書を基に実装、デバッグ(プログラム内のバグを見つけて意図した通りの動作に修正)する仕事でした。初めての仕事で不安は大きかったですが、配属先でどのような製品を作っているのかなど、下調べをしてから初仕事に就いたそうです。

入社時には自分の能力で仕事をこなすことができるか不安でしたが、配属先で良い評価をいただくうちに自信が付いたとKさんは言います。

ハイバリューグループへの異動がかなって、
エンジニアとしての次のキャリアが始まりました。

Kさんは、ハイバリューグループ所属の同期から話を聞き、自身のスキルアップのため、また、高い報酬を目指せる点に引かれ、異動したいと考えるようになったそうです。異動を実現するため、IPAの応用情報技術者試験の勉強をしました。

社内公募制度

アルトナーでは、社内公募制度により 「ハイバリューグループ」と「ワイドバリューグループ」の間で所属を変更すること、「ワイドバリューグループ」と「プロダクトバリューグループ」の間で所属を変更することも可能です。

工場などで使用するロボットの作業を
自動化するシステムの研究開発を行っています。

ハイバリューグループへ異動したタイミングで、自動車部品メーカーから自動車メーカーに異動し、現在は半導体製造装置メーカーに配属され、工場などで使用するロボットの作業を自動化するシステムの研究開発を行っています。作業は個人で行いますが、必要に応じて他のメンバーと調整しながら進めていくそうです。業務は、方向性の認識合わせ・意見交換、設計構想の作成、実装(プログラミング)、評価・デバッグのような順で進んでいくそうです。仕様書はエクセル・パワーポイントで作成、サクラエディタを使ってコード内容の確認を行っています。

配属先が変わることに少し不安はありましたが、それよりも期待が大きかったとKさんは言います。また、製品を製造するうえでの安全の保証の考え方や、論理的に物事を考える力は、自動車メーカーで培った経験が今の業務でも活かせていると考えています。また、自身の強みである情報をリサーチする能力や、お客様の職場に適応する能力が現在の仕事でも活かせていると言います。

Kさん1日の業務の流れ

9時00分に出社し、メールチェック、事務作業を行った後、9時30分から退社まで、設計書作成・実装・デバッグなどのその日の業務を行います。

目標は今の配属先で戦力になること。
そのために、日々、自己研鑽をしています。

HVG所属のエンジニアとして働く現在、スキルの高いメンバーに囲まれているため自己研鑽しやすい環境がモチベーション維持につながっているそうです。期待されている分、責任が大きいですが、Kさんはそこがやりがいと捉えています。配属先でスキルが高い方の作業ぶりを横目で見て、自分よりもスキルが高いことに悔しさを感じて、後から自分で試すことを繰り返すなど、積極的にお手本とするスキルを吸収していき、技術力はかなり上がったとKさんは自己評価します。

仕事のモチベーションは、配属先から高い評価をいただくことだとKさんは言います。製品の不具合解析に際し、解析方法の提案から解析までの作業を依頼され、問題なく達成したところ、「ありがとう」の言葉が返ってきたそうです。自身の能力が評価され、今までの努力が無駄ではなかったと感じたとKさんは言います。

現在の目標は、今の職場で確かな戦力になることで、Kさんはそれを実現するために、日々書籍などを購読したり、プライベートでも自己研鑽をしているそうです。また、アルトナーには資格の取得時に受験費用を会社が負担してくれる資格取得援助制度があるため助かっているとKさんは言います。

オフタイムは映画を観に行ったり、銭湯で1日を過ごしています。

オフタイムは映画を観に行ったり、銭湯で1日を過ごしているKさん。同じ配属先にいるアルトナーのエンジニアとたまに飲みに行ったりすることもあるそうです。

エンジニアを目指す学生にメッセージ

WVGからHVGへ異動し、キャリアアップを実現したKさんからエンジニアを目指す学生の皆さんへのメッセージです。「エンジニアは、技術的な知識がないと目指せないと思われるかもしれませんが、『論理的に物事を考えられるか。』や『自分で努力出来るか。』など目に見えない能力の方が大事です。アルトナーはエンジニアのキャリア形成をサポートしてくれる会社ですので、一度、挑戦してみてはいかがでしょうか。」

Related Contents関連コンテンツ

TOPに戻る