hero
アルトナーエンジニア

「車の中でのんびり映画を見ながら過ごし、気づいたら目的地に着いている。」そんな自動運転システムの将来像を思い描いています。

I.S.さん(以下:Iさん)は、学生時代、電波天文学を学び、VLBA気球電波望遠鏡における観測補正方法の開発を研究していました。現在は、自動運転システムの要求分析から機能設計までの範囲で、設計構想を主な業務として行っています。その将来像について「出発から目的地まで、車の中でのんびり映画を見ながら過ごし、気づいたら目的地に着いている。」そんなシーンを思い浮かべているそうです。
(取材・記事執筆:アルトナー取材班)

Profile

ワイドバリューグループ
ソフトウェア モデルベース I.S.

理学部 物理情報科学科
2019年キャリア入社 20代
〈役職・年齢・業務内容等は取材時のものとなります。〉

学生時代は、LBA気球電波望遠鏡における
観測補正方法の開発を研究していました。

Iさんは学生時代、電波天文学を学び、VLBA気球電波望遠鏡における観測補正方法の開発を研究していました。VLBA気球電波望遠鏡は気球に望遠鏡を取り付けて、空に飛ばして星を観測するためのものですが、空に飛ばす気球はどうしても風の影響で揺れてしまうため、それを補正し正確な観測結果を得るために、Perlという言語でプログラムを組む研究です。そうした研究で身についたスキルや、研究発表を通して学んだプレゼン方法や資料の作り方は今の業務に活かせているそうです。

映画の主人公が空を飛ぶのを見て、
自分もロボットを作って自由に空を飛びたいと思いました。

中学生の頃に、映画「アイアンマン」で主人公が空を飛ぶのを見て、Iさんは自分もロボットを作って自由に空を飛びたいと思ったそうです。それがエンジニアという職業に憧れを抱くようになったきっかけです。

エンジニアになる希望が具体的になってきたのは、卒業研究でモノづくりにかかわったことです。理系ということもあり基本は机上の勉強や研究を中心に行っていましたが、気球望遠鏡のプロジェクトにかかわり、それが非常に面白いと思ったことと、当時、前述の「アイアンマン」に登場したのと同じ様な仕組みで飛ぶ機械が、イギリスではもう実現されていることを知り、将来の職業として意識しはじめたのです。

様々なトラブルをリカバリーする経験。
前職では問題解決能力を身につけることができました。

Iさんはアルトナーに就職する前には、学生時代から続けていたアルバイトの延長で、飲食業で働いていました。そこでは、オペレーションの中でのコミュニケーション能力や、忙しい時間帯で起こる様々なトラブルをリカバリーする経験を何度も重ね、問題解決能力を身につけることができたそうです。

同時にその問題解決は、対応のスピードも求められていたことから、その場で素早く正しい決断をするという力も身につけることができました。ここでの経験は現在の業務においても基本的なスキルとして役立っているそうです。

多種多様な業界へ携われるアウトソーシングエンジニアという
働き方と、採用担当者とのお話が、
アルトナーに入社する決め手となりました。

エンジニアの仕事を探す際にIさんは、特定の分野ではなく、様々な職場を経験できる環境を探していたそうです。

そんな中、インターネットの就職サイトでアルトナーを知り採用担当者から、業務内容や一緒に働く人たちのことなど、様々なお話を聞くことができました。多種多様な業界へ携われるアウトソーシングエンジニアという働き方と、採用担当者とのお話が魅力的に感じ、何社か面接を受けた中でアルトナーに入社することを決めました。

研修中の自身の興味のあるテーマを調べて発表する時間は、
とても貴重な経験になりました。

入社後、Iさんは基本技術者試験をベースに基本的なことを学ぶ基礎研修、カスタマイズ研修ではMATLABを学びました。研修中に感じた課題や不安は、研修担当者から過去の経験を聞かせていただきながら研修に臨むことで、解消することができたそうです。また、配属に関しても、事前に仕事内容に関する概要を聞かせていただき、関連する内容について勉強していたので特に不安はなかったそうです。

印象に残っているのは、研修中に行っていた自身の興味のあるテーマについて、調べて発表する時間です。例えば、輸送ドローンの技術についての紹介や有用性をまとめたものなどを、毎週持ち回り10分程度で紹介するのです。人前で何かを話す機会はあまり多くなかったため、とても貴重な経験になったそうです。

自動運転システムの要求分析から機能設計までの範囲で、
検証会用資料の作成など、設計構想を主な業務として行っています。

現在Iさんは、自動運転システムの要求分析から機能設計までの範囲で、検証会用資料の作成やデータのまとめなど、設計構想を主な業務として行っています。自動運転システムを開発するにあたっては、顧客企業の求めている車への理想がブレないよう、最初の構想を大切にした上で、より良い提案をすることを心がけています。将来の車の機能に、自身の意見が反映されると思うことがモチベーションにつながっているそうです。

自動運転の将来像についてIさんは「出発から目的地まで、車の中でのんびり映画を見ながら過ごし、気づいたら目的地に着いている。じゃあ遊ぼうか、というシーンを思い浮かべています。」と言います。そうしたことを実現するために、法整備も含め様々な技術的な課題をクリアしていく必要があると考えています。

Iさん1日の業務の流れ


出社して朝一番に打ち合わせを行い朝礼に参加します。その後、メールチェックや資料の作成を行います。午後は作成した資料を基に確認や打ち合わせを行い、それを受けて資料の修正を行い退社します。オフタイムはアルトナーの先輩や同僚と、たまに食事に行くなどして交流も深めています。

ソフト関連だけでなくハード面の知識も蓄え、
要求と制約のバランスが取れた提案がきる
エンジニアになりたいと考えています。

Iさんは入社してから現在までで、難しい考え方を簡単な言葉と表現で資料化したり、伝えたりすることができるようになった点は成長したと思っており、今は車関係のエンジニアとして機能開発に携わり続けたいと思っています。

将来はソフト関連の内容だけでなくハード面の知識も蓄え、要求と制約のバランスを取りながら意見を提案できるようなエンジニアになりたいと考えています。そのために、ソフト面から見えてこない技術限界や作動限界など、開発に携わっている機器について都度、調べています。

それは例えば、ソフト面でこうしたいと考えていても、ハードとしてモーターの可動域が少なく要件を満たすことができないようなことです。そうした課題を克服するためにも、そのハードについて勉強しています。また、他企業ではどのようにしているのか、気になったことについて調べるようにしています。

学生時代はずっと運動部に所属していたので、
オフタイムには必ず体を動かすことを心がけています。

Iさんはオフタイムには必ず体を動かすことを心がけているそうです。小学校ではバスケット、中学校では卓球、高校ではテニスで大学では弓道と、ずっと運動部に所属していたことから、基本的には外を走ったり、軽い腕立てなど筋トレをするようにしています。コロナ終息後は趣味の旅行を再開したいと思っています。

後輩を指導する際には、相手の話をしっかりと聞き、
信頼しあえる良い関係を築いていきたいと考えています。

Iさんは、将来自身が後輩を指導する際には、相手の話をしっかりと聞いたうえで認めることは認め、ダメなことはダメと言えるようにしていきたいそうです。それは、マニュアルに従うだけであったり、頭ごなしに否定したり、自身が考えていることを一方的に相手に押し付けるだけでは、信用も得られず、良い関係を作れないという過去の経験から、そう考えているのです。

エンジニアを目指す学生にメッセージ

Iさんからエンジニアを目指す学生達へのメッセージです。「エンジニアという業種は、扱う分野がとても幅広く、分からないことも多いと思いますが、まずは多くのことを経験し、その中で自分のやりたい業種を見つけていってもらえればと思います。」

Related Contents関連コンテンツ

TOPに戻る