近年、地球規模で社会環境が急速に変化し、気候変動を含む環境問題がますます顕在化しております。このような状況を背景に、企業は持続可能な社会の実現に向けた取り組みが求められており、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の提言に基づく環境への対応が重要な経営課題となっております。
当社では、新たな中期経営計画(2023年1月期~2025年1月期)において、事業活動の主要な柱として「カーボンニュートラル」を掲げております。この目標の実現に向けて、第60期に引き続き、電気自動車(EV)、燃料電池自動車(FCV)、自動運転技術、半導体関連の分野を戦略的に重要なマーケットと位置付けております。これらの分野は、カーボンニュートラルを達成するために不可欠な技術です。
当社はこれらの技術に関わるプロジェクトに適切な人財を提供し、技術開発の加速を図っております。当社の優秀なエンジニアや専門家が、これらのプロジェクトに参画することで、顧客企業の技術力強化をサポートいたします。また企業のニーズに応じた新技術の採用を促進し、当社のエンジニアへの教育を通じて、技術力を強化しております。
これらの取り組みを通じて、環境に優しい技術の普及と発展を支え、カーボンニュートラルの実現に向けた重要な役割を果たすことで、次世代により良い地球を引き継ぐことを目指し、持続可能な社会の構築に貢献してまいります。