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アルトナーエンジニア

ゼロからのモノづくりで感じる大変さや面白さが、 燃料電池などの最先端分野に携わる仕事の大きな魅力だと感じています。

現在K.I.さん(以下:Kさん)は、自動車メーカーで燃料電池の開発プロジェクトに携わっています。燃料電池を自動車に積むにあたり、耐用年数をテスト・調査する部署で、低温や高温環境、低い気圧状態を再現した環境など、様々な実験環境を整える業務を行っています。
(取材・記事執筆:アルトナー取材班)

Profile

ハイバリューグループ
ソフトウェア モデルベース K.I.

理学部 情報科学科
2023年既卒・第二新卒入社 20代
〈役職・年齢・業務内容等は取材時のものとなります。〉

学生時代は、複数の量子コンピュータで並列処理を行い
機械学習のパフォーマンスを高める研究を行っていました。

Kさんは学生時代、理学部 情報科学科で量子コンピュータを使って機械学習を行う研究を行っていました。一般的に普及しているコンピュータと比べ、飛躍的に計算能力が高い量子コンピュータで行う機械学習は、より良い結果をより早く導き出せる可能性をもっています。Kさんは、さらに1つの機械学習の課題を、複数の量子コンピュータで並列処理することで、更なるパフォーマンスの向上を目指していました。

アルトナーに入社したのは、採用担当者から、
自身には近い将来どのようなキャリアが考えられるかなど
様々なアドバイスをいただいたことが決め手になりました。

Kさんは、最初の就職先として国家公務員を選びましたが、大学で学んだことや研究したことを活かしたいと考えるようになりエンジニアを目指すことに切り替えました。

そうして就職サイトを見ている中で、給与条件が良く、研修が充実しているアルトナーを見つけ、面接を受けることにしました。その時、採用担当者から、近い将来、自身にはどのようなキャリアが考えられるかを、高度な技術的な内容も交え示していただいたそうです。何年間でどのような資格を取り、マネージャーになるためにどのような勉強をすれば良いか、セキュリティ分野の勉強の継続など、踏み込んだ具体的なアドバイスをいただけたことが、アルトナーに入社を決めたきっかけになったそうです。

燃料電池を自動車に積むための耐用年数をテストし調査する
実験環境を整える業務を行っています。

現在、Kさんは自動車メーカーで燃料電池の開発プロジェクトに携わっています。具体的には、燃料電池を自動車に積むにあたり、耐用年数をテスト・調査する部署で実験環境を整える業務を行っています。低温や高温な環境、また負圧という平地よりも気圧の低い山などでの走行を再現した環境など、様々な環境をセッティングしています。

耐用年数テスト以外にも、性能確認など様々なテストが同時並行で行われており、管理が複雑ですが、活気がある環境だそうです。配属先にはアルトナーの社員が多く、技術力の高い先輩の的確なアドバイスなどもあり、不安なく業務が行えているとKさんは言います。

また、もともとプログラミング言語を使ってソースコードを書くコーディングが得意だったKさんは、上記以外にDXの担当でもあり、集めてきた実験データを可視化し、スタッフたちに共有するツールを作りました。それは、今まで不便だった大規模データの取り出しを、新しいツールを使用することによってスムーズにするというプロジェクトの一環でした。以前は非常に動作の重いエクセルでのデータ管理が、確かに便利にスムーズになったと感じたそうです。Kさんは、同部署の方から「不具合や要望に対するフィードバックが素早くてありがたい」とおっしゃっていただいたことが嬉しかったと言います。

ゼロからのモノづくりの大変さや面白さが、
燃料電池などの最先端分野に携わる仕事の大きな魅力だと感じています。

今後は学生時代に取り組んでいた機械学習も取り入れ、導入された仕組みのブラッシュアップを行っていくつもりだというKさんは、今の部署で、自身の得意な分野の業務を任せていただけることを誇りに思っているそうです。

また、業務で見る過去から脈々と積み上げられてきた燃料電池のシミュレーションモデルに、ゼロからのモノづくりの大変さと面白さを感じています。そうしたやりがいが、燃料電池などの最先端分野に携わる仕事の大きな魅力だと感じています。

最先端分野に携わり続けるべく、英語や燃料電池のセミナーなど、
アルトナー能力開発セミナーで勉強をしています。

Kさんは最先端分野に携わり続けるべく、自分の能力を高めるために、様々な内容で毎月、数回開催されている、アルトナーの能力開発セミナーで勉強をしています。英語をはじめ、実際にエンジニアの先輩が業務の経験も交えて話してくださる燃料電池のテーマなど、実務に即した内容を学んでいます。今後の目標は、IPAの資格を取得し、アルトナーの中でグループを持ち、リーダーになることです。また、今は燃料電池の業務を行っていますが、ゆくゆくはセキュリティー関連の業務や海外と協力して行う業務などにも携わってみたいそうです。

エンジニアを目指す学生にメッセージ

Kさんからエンジニアを目指す学生達へのメッセージです。
「学生時代には研究にしっかり取り組んでください。例えば私の場合にはコーディングスキルがダイレクトに業務に役立っています。それから体力づくりが大事です。実際の開発現場の仕事は忙しいことも多く、夜遅くまで仕事をする日もあります。そういう時のために、しっかり運動して体力をつける習慣をつけておくと良いと思います。また、エンジニアには自分で考えて、自分で手を動かすことができる人が向いていると思います。アルトナーの中にいるだけで、様々な会社で働ける機会があり、そのたびにスキルアップできたり、給与が上がっていく点が、アルトナーで働く魅力です。」

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