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エンジニア女子

アルトナー女子会 vol.04》自信につながり、スキルアップに役立つから、資格は若いうちに取っておきたい。

仕事のコト、毎日のコト。話そう、女性エンジニアライフ。

モノづくりの最前線を担うエンジニアの世界でも、女性がいきいきと活躍する時代。

幅広い事業領域で女性エンジニアの活躍が広がっています。今回は機械とソフトウェア、それぞれの技術領域で活躍する二人のエンジニアに集まってもらい、エンジニアを目指したきっかけや将来に向けた計画、アルトナーの魅力について対談してもらいます。

Profile

ワイドバリューグループ
機械 I.H.

生産工学部 創生デザイン学科
2015年新卒入社
モットー:健康第一
あなたにとってアルトナーとは:実家(ちょうどよく、安心感がある)
【現在の配属先顧客企業と担当製品】
大手自動車メーカーで、バンパー部品の作図・レイアウトチェック・各種解析
〈役職・業務内容は取材時のものとなります〉


ワイドバリューグループ
ソフトウェア ITソリューション S.A.

理工学部 理工学科
2022年新卒入社
モットー:当たって砕けろ
あなたにとってアルトナーとは:変身(様々な経験が積め、常にレベルアップできる)
【現在の配属先顧客企業と担当製品】
大手システムインテグレーション企業で、システム運用業務
〈役職・業務内容は取材時のものとなります〉

プロジェクトを一つ成し遂げた先に、エンジニアとしての新たな探究心が芽生える。

どんな業務領域で、どんな仕事をしていますか?

S.A.(以下:S)配属されてまだ日が浅いですが、システム開発の最前線で働いているという充実感と緊張感を覚える毎日です。私は運用チームにいて、ユーザーが実際にシステムを使う本番環境に向けたリリース作業だったり、不具合などの問い合わせ依頼で導入先の企業様に調査しに伺ったりする業務です。先日も農業関連のシステム導入のプロジェクトに参加して、24時間シフトを組んで対応する大きなリリース作業がありました。何事もなく無事リリースができて大きな達成感がありました。

I.H.(以下:I)私は2つ目の配属先となる今の自動車メーカーで、バンパーの品質性を担保するための解析業務をしています。バンパーの辺りは多くの部品が混み合っていて、互いに干渉していないか、規定のクリアランスが取れているか、負荷をかけた時の動きはどうかなど、解析で確認していきます。メーカーの設計担当の方を、多くのメンバーがサポートしながら設計開発を行う職場なので、チームワークが大切。各所と連絡を取りながら、自分の担当領域の仕事を成し遂げられると、何よりの充実感がありますね。

S 私、エンジニアって毎日一心不乱でがんばっているイメージだったのですが、実際に配属されると違いました。定時で上がれる日も多いですし、職場もフランクな雰囲気なので、楽しい印象に変わりました。

エンジニアを目指したきっかけ、アルトナーを選んだ理由は何ですか?

I FAX技師だった父を身近で見ていて、工学分野への漠然とした憧れがありましたね。大学ではデザイン寄りの人間工学を学んで、仕事は機械工学が舞台なので、はっきりとした興味の対象があるというより、さまざまな未知なるものにエンジニアとして駆り立てられるタイプだと自己分析しています。Sさんがエンジニアを目指したきっかけは?

S 幼稚園の頃、二足歩行ロボットのASIMOを見て、「かわいい、自分でも作ってみたい。」と思ったのが、私がエンジニアを目指したきっかけです。ロボット関連の仕事、製作に関わりたいという気持ちから、大学でプログラミングを学び、仕事もいろいろな経験を積みたいと考えてアルトナーを選びました。スキルアップしながら社内公募制度を活用してグループ異動もしつつ、ロボット製作の夢をかなえられたらと思っています。

教えてもらったり、影響し合えたり。職場にアルトナーの仲間がいることの心強さ。

アルトナーの先輩は、どんな存在ですか?

S 会議やデスクで飛び交う専門用語はわからないことだらけで、そんな時にありがたいのが先輩の存在です。同じ職場に、「わからない時はすぐ聞いて。」と言ってくださるアルトナーの先輩がいて、その都度チャットで疑問点を解決させてもらっています。その先輩は3歳年上ですが、「その不具合なら、ここが原因じゃないの。」と見当がつけられるところに、エンジニアとしての差を感じます。私がまだまだ及ばないところです。

I 先輩がいた方が、スキルアップが早いですよね。同じアルトナーの仲間という結束感は大きいです。私は、今の配属先の先輩にいろいろ教えていただきました。配属当初の私はちょっとシャイで周りと会話ができていなかったので、先輩が「もう少し話したほうがいいよ。」とアドバイスをくれて、職場のメンバーと雑談から仲良くなって業務の話もできるようになったことが印象深いです。

S そういうことを言ってくださる先輩って、とてもありがたいですよね。

I やっぱり先輩がいると違いますね。「もうちょっと頑張ってみて。」とか「1日1回でいいから、話に行こう。」って背中を押してくれるのがありがたいです。先輩がいることで、業務の細かな指導が受けられて、より良いOJTができる点がいいですよね。その先輩は今、エキスパート補佐になられています。仕事のやり方など広くご指導いただいて、そこが私の成長タイミングだったと思います。

女性としての働きやすさについて教えてください。

I エンジニアの世界も女性が進出してきていますが、まだ男性が多いのが現状です。コンプライアンスの遵守も厳しくなってきているので、女性だからと冷遇されることもなければ、ひいきされることもありません。要は実力次第なので、私はこのフラットな環境が働きやすいかなと心地よく感じています。

S Iさんの機械領域の現場に比べると、私のソフトウェア領域は女性エンジニアが多い方だと思います。同じチームに女性はいませんが、優しい先輩や上司に恵まれていて困ったことはなく、楽しい職場です。

開発もできるSEになりたい。みんなをまとめるプロジェクトリーダーを目指したい。

将来に向けて、どんなプランを描いていますか?

I 現在より上のレベルの業務となると、「負担が上がるのでは。」と感じ、挑戦したいけれど、ちょっと怖い気持ちもあります。でも、今の職場で先輩や仲間、配属先の方とコミュニケーションが取れているのは、今後の自信になるはず。アルトナーには業種が変わっても勉強していける土壌はあるから、知識とスキルを少しずつ蓄えて、チームを引っ張っていけるようなエンジニアになりたいですね。また、解析自体は好きなので、現在の業務の自動車以外で、例えば医療分野では、別の目的で解析を実施していて、自動車分野とはCAE上の拘束条件も違うのではという想像があり、知らないことにエンジニア的に駆り立てられるものがあります。

S 私は30歳までに結婚して、ワークライフバランスを充実させていきたいと思っています。結婚して、産休、育休を取って、その後で職場復帰してエンジニアの仕事をしていくつもりです。研修中に、育休から復帰された方がお子さんのお迎えで早めに帰宅されているのを見て、仕事も家庭も両立できる制度は助かるなと思いました。

資格取得の計画はありますか?

S 資格は若いうちに取りたいです。資格ってスキルが身に付いているのがわかる目印みたいなものだから、育休後の仕事も復帰先が見つけやすいと思います。資格があると自信を持って仕事にも携われますよね。

I 私はこれまで全然やってこなかったけど、確かに、資格はエンジニアとして1つの指標になりますね。配属先がエンジニアのレベルを測りやすいというのはあると思います。同じ仕事をしていても、人によってレベルのばらつきがありますから。私の業種で言えば、「CAD利用技術者試験」が当面の目標になると思います。

S 私のソフトウェアで言うと、今の仕事を見据えて「Salesforce認定アドミニストレーター」という開発関連の資格を取りたいと考えています。配属先の先輩や上司の方が、この資格を習得しておけば大体できるとおっしゃっていたので、まずここに挑戦です。私はSEになりたいのですが、これからは開発もできるSEでなければ求められない、エンジニアとして長生きできないのではと感じています。

自信を持って挑戦してほしい。アルトナーは教育・研修が充実しているから大丈夫。

新人研修のこと、ふり返って教えてください。

S 配属されて日が浅い私が、エンジニアとして仕事ができているのは、アルトナーの研修のおかげです。社会人としてのマナーなどを学ぶ「一般研修」、エンジニアとしての基礎を学ぶ「基礎研修」、中でも専門的な「カスタマイズ研修」は実践的で役に立っています。今の仕事で使っているSalesforceもここで習得しました。

I 「基礎研修」の途中から進む領域ごとに別れるんだよね。私の機械設計なら製図法とか、CAD、CAM、Solidworksを学びました。

S ソフトウェアは、ExcelマクロVEAを使ってグループで課題に取り組んだり、そうして作った製品を上司にプレゼンテーションしたり。研修内容から異なるソフトウェアと機械設計の違いを知ることができて、勉強になりました。ところで私は、ストレス解消にはゲームしたり、大学時代や会社の同期と遊びに行ったりしていますが、Iさんはどんな過ごし方をしていますか。

I 健康的で美味しい食事を楽しんだり、いっぱい寝たりです。私もゲームはやります。今は海外製のアクションゲームの日本語版にハマっていて、英語版をやりたいなと気になっているところです。

S それ、私もやってみたい!後で教えてください。

最後に、エンジニアを目指す理系女子の方々にメッセージを。

S 新しいことに挑戦するからといって、あまり気負わなくてもいいと思います。私自身、プログラミングはあまり得意じゃないのですが、今やっていけています。それは配属前の研修がしっかりしているからということもあるし、配属先でもフォローがあり、配属後も「何か困ったことはない?」というフォローアップもあるからです。私は小さい頃から自信が持てなくて、母から学んだ「当たって砕けろ」の精神で仕事に向き合っていますが、この言葉を学生の皆さんにも届けたいです。安心して入社してください。

I アルトナーは、頑張って伸びている会社なので、雰囲気を気に入っていただけたら、入社いただきたいと思います。業界的には男性が多いですが、気後れする必要は全くありません。入社してから学べることはたくさんあるので、積極性と知識欲があれば大丈夫です。知識とスキルで身を立てるという意思を持って、大学で学んでいる内容に真摯に向き合って頑張ってほしいと思います。

お2人とも、お忙しい中、ありがとうございました。ますますの飛躍を!

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