最近の業績動向、当社を取り巻く環境の変化を踏まえ、平成21年3月13日に公表いたしました平成22年1月期(平成21年2月1日~平成22年1月31日)の業績予想及び配当予想について、下記のとおり修正いたしましたのでお知らせいたします。
1.平成22年1月期業績予想の修正(平成21年2月1日~平成22年1月31日)
(1)通期業績予想の修正
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | 1株当たり 当期純利益 |
|
---|---|---|---|---|---|
前回発表予想(A) | 百万円 4,830 |
百万円 0 |
百万円 1 |
百万円 0 |
円 銭 1.10 |
今回修正予想(B) | 3,375 | △680 | △503 | △464 | △527.23 |
増減額(B-A) | △1,455 | △680 | △504 | △465 | ― |
増減率(%) | △30.1 | ― | ― | ― | ― |
(ご参考)前期実績 (平成21年1月期) |
5,293 | 348 | 350 | 198 | 225.39 |
(2)業績予想修正の理由
世界的な金融不安に伴って国内経済が停滞する中、製造業においては、在庫調整は進んでいるものの依然として景気回復への先行き不透明感は強く、当社事業を取り巻く経済環境は、厳しい状況が続いております。当社の顧客企業においても、派遣技術者を積極的に受け入れるまでには至らず、一部補完する程度にとどまっており、派遣技術者の積極的活用は、製造業の予算が確定する翌事業年度以降と見込まれます。このような状況の中、当社においても、業績に大幅な回復が見込めないことを勘案し、通期の業績予想を修正することといたしました。
売上高については、非稼働技術者の配属遅れに伴う稼働率の低下、値下げ要請の受諾に伴う派遣技術者単価の減少、客先指定休日の増加や残業規制による時間内外工数の減少等により、前回予想を下回る見通しとなりました。
利益面については、役員報酬の減額、賞与支給の凍結、採用コストの見直し及び社員寮の合理化等、販売費及び一般管理費の削減に努めるとともに、待機技術者については、研修の充実を目的とした待機研修計画の策定により、雇用調整助成金の受給を見込んでいるものの、平成22年1月期の業績動向を踏まえ、将来の繰延税金資産の回収可能性を保守的に検討した結果、繰延税金資産の全額を取り崩すこととなったこと等により、前回予想を下回る見通しとなりました。
2.配当予想の修正
(1)修正の内容
1株当たり配当金 | |||||
---|---|---|---|---|---|
基準日 | 第2四半期末 | 期末 | 年間 | ||
前回発表予想 |
円 銭 0.00 |
円 銭 80.00 |
円 銭 80.00 |
||
今回修正予想 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | ||
当期実績 | 0.00 | ||||
前期実績(平成21年1月期) | 0.00 | 80.00 | 80.00 |
(2)修正の理由
当社は、今後の事業展開や業績及び経営環境、経営基盤の強化を総合的に勘案しながら、株主に対する安定的な配当を実施することを経営の最重点課題と位置付けております。
しかしながら、当期業績は当初の予想を大きく下回ることが見込まれるため、誠に遺憾ではありますが、当期の配当については無配とさせていただきます。
当社を取り巻く環境は、依然として厳しい状況が続くものと予想されます。このような厳しい状況を乗り切り、収益体質の早期回復を図るため、全社を挙げて経費削減や営業力強化等の諸施策に取り組んでまいりますので、株主並びに関係各位におかれましては、何卒ご理解とご支援賜りますようお願い申し上げます。
※上記に記載した予想数値は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
以上