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アルトナーエンジニア

幼少期から学んできた、面倒なことを処理してくれるプログラミングの魅力。今、燃料電池の試験データの解析に存分に活かされています。

K.H.さん(以下:Kさん)は、アルトナーの請負・受託グループに所属し、燃料電池の発電時に発生する水が、低温下で凍ることへ対応するための環境試験で得られる数値データを解析する業務を行っています。先進性のある業務が自身の年齢やキャリアで経験できることと、昔から好きで続けてきたプログラミングがデータ解析に存分に活かせることにやりがいを感じています。
(取材・記事執筆:アルトナー取材班)

Profile

請負・受託グループ
電気・電子 K.H.

デザイン工学部 情報システム学科
2017年新卒入社 20代
〈役職・年齢・業務内容等は取材時のものとなります。〉

自分は「面倒くさがりな性格」。
そんな自己分析とは裏腹にプログラミングは
好んで勉強してきました。

Kさんは高校生のころ、自分は「面倒くさがりな性格」と考えていていたそうで、パソコンやプログラミング関連の仕事とは、一度プログラムを書けば、難しかったり面倒なことも全部プログラムが処理してくれるというイメージがあったそうです。もともと幼少期からパソコンに触れる機会が多かったKさんは、面倒なことを処理してくれるプログラミングの魅力を知っているだけに、自己分析とは裏腹にプログラミングは好んで勉強してきたそうです。

そうしたイメージがきっかけで、大学は工学系の情報システム学科を専攻し、C#を主軸にJavaやPythonなどのプログラミング言語を中心に学んでいました。また、ネットワーク関連会社の方からの直接教えていただける講義があり、CCNA(Cisco Certified Network Associate)を取得するために、ネットワークの専門的な勉強していました。

就職活動では、Kさんは、幼い頃から興味があり勉強してきたプログラミングに関連する仕事を目指すことにして、大学の研究室で開催されたアルトナーの説明会でKさんは話を聞き、その後の選考を受けてアルトナーに入社したのです。

様々なプログラミング言語に関して、自分に向いているものを
見つけやすい環境がアルトナーにはあります。

プログラミング関連の仕事で、アウトソーシング業界を選択する1つのメリットについて、「入社した後に様々な言語の中で自分に向いているものを見つけやすい。」とKさんは言います。また、周囲にも同じように入社してきた情報系の学生も多く、その中で自分のスキルが測りやすいというところも大きなメリットだと考えているそうです。

アルトナーの研修では、C#を専門に学んできた自身と、Javaを専門とする同僚との密な情報交換で、違うプログラミング言語での異なる記述方法などが良い参考となり、お互いにスキルアップできたことなどが特に印象に残っているそうです。

現在、燃料電池の環境試験で得られる
数値データを、解析する業務を行っています。

Kさんが所属しているアルトナーの請負・受託グループは、お客様より発注された業務をアルトナーのプロジェクトチームで遂行する事業形態です。アルトナーのエンジニアは正社員雇用され独自の教育・研修プロセスを経て実践力を身に付けてお客様であるメーカーに配属されるビジネスモデルもありますが、請負・受託事業は、お客様より発注された業務をアルトナーのプロジェクトチームのメンバーがリーダーの下で業務遂行し、成果物をお客様に納品するビジネスモデルです。

そこでKさんは現在、燃料電池の発電時に発生する水が、低温下で凍ることへ対応するための環境試験で得られる数値データを解析する業務を行っています。1つの燃料電池に対して、多いときは100もの試験が行われることもあり、その積み重なったデータを、プログラミングすることで一気に解析することもあるそうです。

配属から5年を経てKさんはチーフ職に就き、
多数のスタッフを取りまとめたり、
次の試験のプランを練る業務にシフトしています。

配属から5年を経てKさんはチーフ職に就き、今では多数のスタッフの解析結果を取りまとめ、報告したり、次の試験のプランを練る業務にシフトしています。解析に使用するプログラムは、何人かのチームで手分けすることが多いそうですが、電気や機械分野出身の後輩たちが入ってくるので、プログラミングの手法やコツなどはKさんがレクチャーしたりアドバイスしながら教えているそうです。

週1回のミーティングの中で、後輩たちが成長していく姿を見ると、苦労は多いものの、それも無駄じゃなかった、やってきてよかったと感じることが多いそうです。

プログラムや作成した業務用の汎用的なツールに、
とても良い評価をいただいたり、
喜ばれていることにやりがいを感じています。

Kさんは、現在の業務が自身の年齢やキャリアで経験できることに、やりがいを感じています。燃料電池という先進性のある分野に携われていることもそうですが、昔から好きで続けてきたプログラミングを、そのデータ解析に存分に活かせるというのが大きな理由です。

また、書き上げたプログラムや作成した業務用の汎用的なツールを、上司やお客様に見ていただいた時に、とても良い評価をいただけたり、喜ばれている顔を見ることにもやりがいを感じるそうです。

Kさん1日の業務の流れ

Kさんの1日の業務の流れは、その時に請け負っている仕事に応じて変わっていくことが多いそうですが、基本的には、朝、メールなどの確認をして、チーム内で簡単な朝礼を行い、業務内容や進捗状況を確認し、その日の業務を進めていきます。

職場の業務をスムーズに進めていくことが、
今の自身の目標だと考えています。

Kさんは、将来、プログラミングスキルを高め、その業種で上を目指していくのか、あるいはマネジメントの能力をより磨き、プロジェクトを統括する立場としてスキルを伸ばしていくのか、2つの方向性があると考えています。今は近々さらに後輩が増える予定もあり、直属の後輩には現在の自身のような立ち位置になってもらえるよう、実務の他にマネジメント面も教えていくなど、職場の業務をスムーズに進めていくことが、自身の目標だと考えています。Kさんはそのために、アルトナーの管理職者研修にも参加し、後輩たちをどのように導いていくべきかなども学んでいます。

エンジニアを目指す学生にメッセージ

Kさんからエンジニアを目指す学生達へのメッセージです。「就職活動をされている学生の方々に、私から1つだけ伝えておきたいのが、とにかく後悔だけはしないような選択してほしいということです。内定をもらったから、もうここに入社しようというような決め方はせずに、内定のその先、どういったキャリアを積むのかということまで考えて、後悔せずに進んでいけるような未来を切り開いていただければ良いと思います。」

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