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アルトナーエンジニア

自動車業界で働きたいという思いがかない、その中でも、先進的な技術の開発に携われていることにとても満足しています。

現在M.H.さん(以下:Mさん)は、自動車部品メーカーで主にセンサーやカメラ、各種制御装置などを使用して、ドライバーの安全性と快適性を向上させる先進運転支援システムであるADAS関連の制御開発に携わっています。
(取材・記事執筆:アルトナー取材班)

Profile

ワイドバリューグループ
ソフトウェア エンベデッド M.H.

生物理工学部 生命情報工学科
2022年新卒入社 20代
〈役職・年齢・業務内容等は取材時のものとなります。〉

大学では居眠り運転防止を目的として、
瞳孔径から覚醒が落ちてきた時の
兆候をつかむ研究をしていました。

Mさんは、大学時代に生物理工学部の生命情報工学科で、居眠り運転防止を将来的な目的として、瞳孔径の大きさから、眠たくなってきた時や覚醒が落ちてきた時の兆候をつかむ研究をしていました。瞳孔径が小さくなったり、大きくなったりする状態を観察することで、ある程度、眠気の兆候を見られるそうです。

研究室自体が自動車関連の研究が多かったこともあり
就職活動は自動車業界を主軸に考えていました。

Mさんは、就職活動では、所属していた研究室自体が自動車関連の研究を多く取り扱っていたため自動車業界を主軸に考えており、研究室の先生の薦めでアルトナーを知り、興味を持ちました。車の機能1つを取っても、それに取り組んでいる企業は多数あります。様々な企業へエンジニアの配属を行っているアルトナーでなら、自分に合った企業で働けると思ったのです。

また、研修制度が充実しており、自分が配属される業務に合わせたカスタマイズ研修を配属前に受けることができるという安心感も魅力の1つだったと言います。実際に、入社後は社会人としての基礎的な研修を受けた後、自動車業界で働くことを見据えたカスタマイズ研修で、Simulinkや、自動車業界でよく使われているCANツールの研修を受けました。

現在は、主に電動パワーステアリング(EPS)の
ADAS関連の制御開発に携わっています。

現在Mさんは、自動車部品メーカーで主に電動パワーステアリング(EPS)のADAS関連の制御開発に携わっています。ADAS(Advanced Driver Assistance Systems)とは、センサーやカメラ、各種制御装置などを使用して、ドライバーの安全性と快適性を向上させる先進運転支援システムのことで、例えば車が走っているときに、車線をはみ出しそうな時にハンドルが振動してドライバーに教えてくれるようなシステムであったり、駐車支援のシステムだったりと多岐にわたります。

今では、仕様があればテストを問題なく
実施できるようになったことに
自身の成長を感じています。

Mさんは主に、車の中の一部分の機能や、EPS単体を取り出して、実機やシミュレーションでテストを実施しています。例えば、ギアとつながったハンドルが振動していることを確認したりするテストで、内部の信号などをモニターし、仕様書にある式と一致していれば問題ないというようなものです。問題がある場合は、定数の誤りなのか、仕様ミスなのかを探り解決します。今では、仕様があれば問題なくテストを実施できるようになったことに自身の成長を感じています。

配属先の先輩たちは、知識が豊富で、実際のテスト経験も踏まえ教えていただけるため、ありがたいそうです。また、元々テスト結果や仕様書のレビューで説明することが苦手だと感じていたMさんですが、「正確に話せている」と先輩から評価いただいたことで少し自信が持てるようになったと言います。

今後の目標は、ADAS機能や自動運転に関する開発など
より開発業務の中心に携われるようになることです。

機能のテストを実施する際に必ずCANツールが必要になりますが、Mさんはアルトナーの研修で学んでいたことがとても役に立っていると感じています。また、学生時代にプログラミングを主体に学んでいたことは、今の業務にも生かせていると言います。プログラミングは物事を細かく分けて考えてコーディングしていく作業になりますが、こうした考え方は特に役立っているそうです。

自分が開発に携わったものが実際に世に出ているとことや、将来の自動運転、先進的なADAS技術など、これからどんどん世に普及していくと思われる開発に携われることに、大きなやりがいと嬉しさを感じるそうです。また、自動車業界で働きたいという思いがかない、その中でも、先進的な技術の開発に携われていることにとても満足しているそうです。

今後の目標は、現在の開発に対してのテストという業務から、より開発業務の中心に携われるようになることです。ADAS機能も含め、自動運転に関する開発にもいつかは携わってみたいと思っています。

エンジニアを目指す学生にメッセージ

Mさんから、エンジニアを目指す学生達へのメッセージです。「自動車関連は裾野も広く、車の機能もたくさんあるので、その中で自分のやりたいことが見つかるのではないかと思います。就職活動では会社や仕事が、自分に合っているかどうかは重要なことなので、様々な会社を見て確かめるようにしてください。また、プログラミングは開発で使うことが多いので、基本的なところだけでも身に付けておくと、今後、エンジニアとして働くときに役に立つと思います。」

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