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業界別トレンド

航空宇宙機器の設計開発》300万点にも及ぶ航空機部品のインテグレート能力。日本ブランドの航空宇宙機器が大きく期待されています。

最大の特徴である高速性を活かし、人や物を輸送する航空機は国内外問わず、社会的にも経済的にも必要不可欠なインフラです。また人工衛星やロケットなども、近い将来、日本にとってより一層重要になるで産業です。これら緻密で高精度なテクノロジーが集結した航空宇宙機器の設計開発において、エンジニアが注目すべきポイントは、何と言っても、日本ブランドの航空機や、人工衛星・ロケットなどが大きく期待されていることでしょう。
(取材・記事執筆:アルトナー取材班)

300万点にも及ぶ航空機の部品で培われた、
インテグレート能力を活かす。

文部科学省が平成26年にまとめた「戦略的次世代航空機研究開発ビジョン」によれば、そこに使われている部品の種類や数は非常に幅広く、例えば航空機であれば使われている部品点数は自動車の約100倍にも及ぶ300万点とも言われており、そこに使われているソフトウェア、電子・電気、機械に最先端の技術も多く含まれているのです。それはまた国内の産業構造における裾野の広さや、日本の国際競争力を示しています。

日本の航空機産業は、戦後、GHQによる航空機生産禁止令が解かれる1952年まで空白の期間がありましたが、その後、防衛航空機のライセンス生産と開発によって国内に産業基盤が育ち、民間では戦後初めての国産旅客機YS-11型機が開発されます。それ以降は国際共同開発を中心に1970年代後半より米国ボーイング社の大中型旅客機に関するパートナーとして機体製造を分担し、国内産業の拡大や航空機のシェア拡大に寄与してきた経緯があります。

日本ブランドの航空機や、
人工衛星・ロケットは大きく期待されています。

このことによって、日本の航空宇宙機器の産業基盤が整備され、機体などのインテグレート能力を獲得してきたのです。引き続き国際共同開発のサプライヤーを担い続けながら、今後は、航空機だけでなく、小型の人工衛星やロケットなども、日本の技術力を結集し国際的なプレゼンスを向上さる必要があります。

航空宇宙機器の設計開発では、日本ブランドの航空機や、人工衛星・ロケットなどの宇宙機器を設計開発、製造してくことが大きく期待されている分野なのです。

アルトナーの業務実績

ソフトウェア

次期人工衛星の研究開発
(実験システム構築)
人工衛星の無線通信機の
シミュレータ開発・評価

電気・電子

人工衛星に関連する
検査装置の開発

機械

航空機の設計開発
(静強度解析、疲労強度解析、
損傷許容解析)
航空機関連の試験冶具設計開発
旅客機用AV機器の開発
(内装設計)
航空機、人工衛星、宇宙ステーション

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