自動車部品メーカーで、ブレーキに関するソフトウェアのデザインから実装・テストまでの業務を行っています。

N.R.さん(以下:Nさん)は、現在、自動車部品メーカーでのブレーキに関する業務に携わっています。数人のチームで、ソフトウェアのデザインから実装・テストを行い、問題がなければ納品という流れで業務を行っています。ソフトウェアのデザインや実装では、研修で行ったMATLAB/Simulinkでのモデル作成の考え方が役に立っているそうです。
(取材・記事執筆:アルトナー取材班)

Profile

ハイバリューグループ
ソフトウェア エンベデッド N.R.

大学院情報科学研究科 システム工学専攻
2023年新卒入社 20代
〈役職・年齢・業務内容等は取材時のものとなります。〉

大学院では、360度の画像に写る人の目の情報から、
AIを用いてその人が見つめている注視点を
推定するという研究を行いました。

Nさんがエンジニアを目指した理由は、高校の文理選択の際に具体的な職業をイメージしやすかったのが理系で、その中でも将来のことを見据えた結果、IT関係の仕事はこれからも発展し続けていくと考えたからです。その後、進学し大学・大学院では、コンピュータの基礎やプログラミングなどを学び、360度の画像に写る人の目の輪郭などの情報から、AI(深層学習)を用いてその人が見つめている注視点を推定するという研究を行いました。

そこで培った、プログラミング的な考え方や能力は、今の業界で働く以上、仕事でも将来においても十分に活かしていけるだろうとNさんは感じています。また、分からないことの調べ方や、結果の分かりやすいまとめ方などは、どの業界でも活かせるスキルだと考えています。

アウトソーシングエンジニアは、様々な企業で働く中で、
やりたいことを見つけられる機会が多い働き方だと考えています。

Nさんは会社説明会で技術者派遣会社であるアルトナーを知り、様々な企業での業務経験ができるだろうと考え、好奇心旺盛な自身の性格と合っていると感じ、入社を決めました。アウトソーシングは、自分のやりたいことが、まだ具体的には見つかっていない人にとって、様々な企業で働く中で、やりたいことを見つけられる機会が多い働き方だと考えています。また、アルトナーは研修に非常に力を入れていると知り、学生から社会人になる大切な時期に丁寧な研修を受けることができるのは魅力的だと感じたことも、入社を決めた理由の1つです。

カスタマイズ研修では、MATLAB/Simulinkを使って、
車の簡易的なモデルを作成するため、書籍を読み、
研修担当者に質問しました。
この知識が配属後の業務でも活かされています。

アルトナーに入社後、一般研修では、新社会人としての心構えやエンジニアとしての考え方など、社会人として必要になることを数多く学びました。次の基礎研修では、電気・電子やプログラミング(C言語)の基礎知識の復習を行いました。今まで学んだことがあるものの、忘れていた知識もあり少し苦労しましたが、配属先が決まる前に復習できたのは非常にありがたいと感じているそうです。

カスタマイズ研修では、MATLAB/Simulinkを使って、車の簡易的なモデルを作成しました。元々車の知識が全くなく、ギアがどのように変化しているのかさえも知らず、非常に悩むことが多く、この課題をクリアできるのかという不安がありました。しかし、この研修でモデルを作るために書籍を読んだり、研修担当者に質問するなどをして、徐々に知識が身につき、配属後の業務でもその知識が活かされているそうです。

Nさんは、配属が決まったときは、もちろん嬉しい気持ちもありましたが、配属先は英語を使う環境だと聞いていたことや、同期がいないということもあり、心細かったことを覚えていると言います。配属までに、配属先の企業について調べたり、英語の勉強をしたそうです。配属前にあった不安は、業務をしていく中で自分の知識が増えていったり、その知識が正確かどうか確認する機会があったりと、自然と払拭されていったそうです。

現在、自動車部品メーカーでの
ブレーキに関する業務に携わっています。

Nさんは現在、自動車部品メーカーでのブレーキに関する業務に携わっています。数人のチームで、ソフトウェアのデザインから実装・テストを行い、問題がなければ納品という流れで業務を行っています。ソフトウェアのデザインや実装では、カスタマイズ研修で行ったMATLAB/Simulink でのモデル作成の考え方が役に立っているそうです。

業務は基本的に、配属先の先輩によるOJTで行っていただいており、Nさんのスキルを伸ばすために、最初は自分で考えて分からないところは質問するというスタイルを取ることもあるそうです。質問をした時、先輩方は非常に丁寧に答えてくださり、自分の知識が日に日に増えていることを実感できているそうです。同じ職場にはアルトナーの先輩が数名おり、皆さん非常にやさしく話しやすいかたで、よく気にかけてくださっているとNさんは言います。

Nさん1日の業務の流れ

Nさんの1日の業務の流れは、9時30分に出社、メールをチェックし、9時45分から12時15分までOJTやミーティングを行います。昼休憩を挟み、13時から再びOJTやミーティングを行い18時15分に退社します。

ハイバリューグループを選択したのは、
業務の難易度と収入をメインに考えたのが理由です。

Nさんがハイバリューグループを選択したのは、業務の難易度と収入をメインに考えたのが理由です。まず、社会人1年目のうちから少し難しい業務に携わることで自分の能力を向上させたいということと、それだけ難しい仕事ならやりがいも感じられると思いました。また、社会人になり、将来のことを考えて貯蓄したいという気持ちから収入を重要視したのです。実際に仕事を行うようになり、業務の難易度と収入のバランスは良いとNさんは感じているそうです。

目標は、海外拠点とのミーティングで、
英語でのコミュニケーションを上手に取れるようになることです。

現在のNさんの目標は、海外拠点とのミーティングで、英語でのコミュニケーションを上手に取れるようになることです。現在は、頭の中で英文を構成することがうまくできるよう、周囲で英会話ができる人とコミュニケーションを取り、英語で話す努力をしているそうです。TOEICを受検し、今後、業務を続けていく中で英語のスキルを向上させ、英語を話せるようになった自分を想像してモチベーションにつなげていると言います。

エンジニアを目指す学生にメッセージ

オフタイムは服を買いに行ったりテニスやフットサルをしたり、家ではゲームやアニメなど、自分の趣味を楽しんでいるというNさんからエンジニアを目指す学生達へのメッセージです。

「皆さんは分からないことがあったとき、質問をすることができているでしょうか?私はそれが今までできておらず、社会人になった今、苦労しています。色々なことに疑問を持ち、周りを頼ってどんどん質問することを習慣にできれば、社会人になってからその習慣は非常に役に立つスキルになると思うので、頭の片隅にでも入れておいていただけたらと思います。また、アルトナーの研修は、社会人の基本から、配属先に応じたカスタマイズ研修まで内容が濃いものになっており、配属前に自信をつけられる内容なので、安心してアルトナーに入社してください。一緒に頑張りましょう。」

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