アルトナー女子会 vol.05》働きながら、学びながら、常にスキルアップを目指したい。
仕事のコト、毎日のコト。話そう、女性エンジニアライフ。
モノづくりの最前線を担うエンジニアの世界で、女性が活躍。
幅広い事業領域で女性エンジニアの活躍が広がっています。今回は機械とソフトウェア、それぞれの技術領域で活躍する2人のエンジニアに集まってもらい、エンジニアを目指したきっかけや将来に向けた計画、アルトナーの魅力について対談してもらいます。Profile
ワイドバリューグループ機械 K.K.
大学院デザイン研究科 人間情報デザイン専攻
2022年新卒入社
将来目指す姿: チームを引っ張る力を身につけて、信頼されるように成長していきたい
あなたにとってアルトナーとは:縁の下の力持ちな会社
【現在の配属先顧客企業と担当製品】
大手総合電機メーカーにて、ゲーム機器の生産設備開発における設計・組立・改善業務
〈役職・業務内容は取材時のものとなります〉
ハイバリューグループ
ソフトウェア モデルベース S.K.
コンピューティング&ソフトウェアシステム専攻
2022年既卒・第二新卒入社
将来目指す姿:ソフトウェアだけでなく、ハードウェアや車の仕組みを全体的に理解できるエンジニアになりたい
あなたにとってアルトナーとは:挑戦できる場所
【現在の配属先顧客企業と担当製品】
外資系大手自動車機器サプライヤーで、ソフトウェア開発・評価業務、車載通信ソフトウェアの開発及び、検証
〈役職・業務内容は取材時のものとなります〉
ジョブ型雇用のアルトナーのエンジニアは、
初配属の時からプロジェクトに本格参加。
エンジニアを目指したきっかけは何ですか?
K.K.(以下:K) 子どもの頃に出会ったカラクリへの興味が、私のエンジニアとしての根っこです。小さな構造に単純な動きを組み合わせて、複雑な動きを作り出すことに強くひかれました。大学では、モノを動かす仕組みを使って何ができるか、生活をどう快適に、そして楽しくできるかを研究していて、モノづくりができる仕事に就きたい、その手段としてエンジニアになろうと決めました。Sさんは海外生活が長いんですよね?
S.K.(以下:S) はい、父の仕事の関係で幼い頃から、インド、シンガポールに住んで、大学はオーストラリアの大学に通っていました。大学1年の時に受けたPython(パイソン)の授業で、プログラミング言語を使って自分で考えて作っていく楽しさを知り、コンピュータサイエンスを専攻しました。そのころから、将来はエンジニアになって、自分で作ったモノで人の生活を豊かにしたいと考えるようになりました。
学生時代はPython の他に、C言語、Java、SQL、JavaScrip 、Haskellなどのプログラミング言語も学習していました。C言語は現在の業務でも使用している言語なので、とても役立っています。
アルトナーを選んだ理由を教えてください。
S 会社説明会で、アルトナーは「技術者の数」ではなく「技術者のレベル」を重視している印象を強く受けたからです。そのための研修制度や、就職後も成長できる環境があり、ここなら安心して自分の可能性を試し、広げることができると感じました。
K 私は大学ではデザイン研究を専攻していましたが、研修や講座によるサポート体制が充実していることに安心できました。デザインはあらゆる考え方の元でもありますし、モノごとを探究して面白がる素養は持ち合わせてますので、後は研修でしっかり学んでいこうと決めました。
どんな業務領域で、どんな仕事をしていますか?
K ゲーム機器の生産設備の開発を行っています。配属されてまだ日が浅いですが、開発の一部を任され始めていて、責任とやりがいを感じています。業務量の緩急の幅が大きく、短期間での対処を求められることもありますが、チームで協力しながら集中して設備を作り上げることが喜びです。
S 私は、車両ブレーキシステムの開発・検証で、ソフトウェアを作りブレーキシステムに書き込んで、テストする業務を行っています。ブレーキはどの車にも欠かせない部品で、自動運転等の未来の車の進化に合わせて、これからも大きく進化し新機能をサポートする重要な部品の開発に携われていることにとてもやりがいを感じています。
作業は、要所でサポートしていただきつつ、最初から業務を任せていただいています。最初は何をやっているのかわからなかったことも、経験を積んでいくうちに、こういうことだったんだなっていうのが、最近はちょっとずつ繋がってきました。今は、アプリケーションから来た信号や、ハードウェアに関する知識があまりありません。ソフトウェアを理解する上でも、アプリケーションやハードウェアに関する知識を身につけて、例えば、ブレーキのハードウェアごとの違いでソフトウェアはこう変えるべきだとか、全体を完全な理解ができるようになりたいと思っています。
こうなりたいと憧れる先輩がいる職場は、
エンジニアとして早く成長できる。
入社時に仕事やスキルの不安はありませんでしたか?
S 就職活動中は、自分の知識やスキルがエンジニアになる上で足りているのかとても心配でした。もう1つの心配は、海外生活が長く、家族以外と日本語で話す機会があまりなかったので、日本語での仕事が不安でした。どちらの不安も入社後の一般研修、基礎研修、カスタマイズ研修で払拭され、配属される頃には自信を持てるになりました。
研修担当者はいつもとても親身になってサポートをしてくださった印象です。時には厳しい評価をいただく事もありましたが、社会人になってからは中々指導してもらえないことまで細かくフィードバックを頂けたので、自信に繋がりました。Kさんはどんなことが不安でした?
K 私は色々とついていけるか不安でしたね。でも、新入社員研修を受けるにつれ、みんな新人なんだと気づいて、安心して研修に集中できました。担当してくださった研修担当者のサポートは本当に手厚くて、機械系メンバーの進捗記録を作成してくださったことが印象的でした。
配属前は研修で専門分野の勉強からコミュニケーション対策まで、一人一人アドバイスをいただける体制があり、配属後も約月1〜2回開催される講座で学びのサポートがあります。メンタルヘルス等の窓口もありますし、他にも転職支援制度やエリア限定制度など社員の希望を尊重して柔軟に対応してくれます。社員を支えてくれるサポート体制はしっかり整っています。
女性エンジニアにとって働きやすい職場ですか?
S エンジニアは寡黙っていうイメージを抱いていたのですが、実際には部署を超えて知り合いができたり、気軽に相談事や趣味を共有できる雰囲気で、居心地が良いです。昼休憩で部署を跨いで知り合いができたり、困った事を気軽に相談したり、趣味などのお話もします。
現在、業務を教えてくださっているアルトナーの女性の先輩が、男女問わず職場で頼りにされる存在です。彼女の仕事の進め方やコミュニケーション力に、同じ女性としてとても憧れます。
K 私の職場にもアルトナーの先輩がいらして、気持ちの上でとても安心できます。配属先もワークライフバランスを重視していて、業務が1人に集中しそうな時は余裕のある人に分配します。それに、皆さんスキルアップのため常に学び続けていらっしゃるので、私も負けないようにと気を引き締められるような環境です。
設備設計の業務は、迅速丁寧な開発や問題解決能力が求められる現場です。特に全体を俯瞰して対応するコミュニケーション力や論理的思考が重要なので実力勝負です。
キャリアサポート講座などを活用して、
自分の専門以外の知識も深めるともっと仕事が面白くなる。
配属後はどんな学びの機会がありますか?
K アルトナーで月1~2回開催されるキャリアサポート講座をオンライン受講しています。様々なメーカーのプロジェクトに参加している先輩社員による、現場に沿った技術や考え方の研修で、日々の問題解決や応用力の拡大に役立てています。専門の機械系はもちろんのこと、今後は英語も学んでいこうと考えているところです。
S TOEICスコアアップ講座ですよね?私はこれまでずっと英語で生活してきたので、力試しでTOEICを受験してみようと考えています。最近では、基本情報技術者試験の勉強も始めて資格取得を目指しているので、関連した講座があれば受講したいです。私の専門はソフトウェアですが、ハードウェアとの関わりが理解できるようになれば、仕事がもっと面白くなって、深く携われるようになると思います。
K 他の部署の業務の理解を深めることは大事だなって、私も思います。私の担当する生産設備には、電気的なことも、ソフトウェア的なことも、最終的に関わってきますので、知っておけばもっと円滑に進められますから。今のうちから吸収していこうっていう気持ちです。
エンジニアにコミュニケーション力は必要ですか?
K 電気系、機械系、システム系と部署で分かれて設計していても、プロジェクトは全てを理解しないと対応できません。ですから、チームとして円滑に業務を進めるための第一歩として、話し合うこと、コミュニケーションは重要だなって実感しています。
S 多くのメンバーでソフトウェアを開発する上で、要求を理解したり、問題が見つかって自分で対処できない時は他のメンバーに頼んだり、コミュニケーション力は大事です。年齢が離れた人や立場が異なる人、母国語が違う人にも、しっかりと意思を伝えなければならない場面があります。また、メールでのやり取りでよく英語を使ったり、資料が英語だったりするので、仕事でもっと自分の英語力を活かしていければと思います。
何がしたいか、その気持ちが大事。アルトナーには、
頑張りをスキルに変えるサポート体制が整っている。
将来に向けて、どんなプランを描いていますか?K 今は、同じものをきちんと同じように作れるためにはどうすべきかを突き詰めていく作業がとても楽しい。だから、まず一つの設備の統括担当者になることが目標です。そのためには、業務遂行能力とチームを引っ張る力を身につけて、信頼されるように成長していきたいです。生活に直接関わるものを研究したいなと思っています。また、今までやったことのない面白いものを作ってるところとかに行きたいです。アルトナーには転職支援制度があるので、将来のキャリアアップについての相談も気軽にできますね。
S ソフトウェアだけでなく、ハードウェアや車の仕組みを全体的に理解できるエンジニアになりたいです。一方で、プライベートも大事で、仕事と家庭の両方を充実させたいと考えています。お手本になる先輩方がいますし、アルトナーには産休・育休の制度もあり、安心して相談できると思います。研修では産休や育休の制度についての説明があり、そういった制度には理解がある様に感じます。
ストレス解消法は何ですか?
K 私のストレス解消法は、趣向を凝らしたホテルに宿泊してリサーチすることです。最近では、個室タイプのカプセルホテルが印象深かったです。安く寝るだけの場所という従来のイメージを覆す快適さと清潔さが新しかったです。次に行こうと計画しているのは、コンテナ型ホテルと、ロボットが接客してくれるホテルです。
S 私は就職が決まってピアノを習い始めました。これまで引っ越しで様々な国に住んできたので、ピアノを買うことができなかったから、憧れのピアノなんです。2週間に1回のペースで習っていて、やっと両手が同時に動かなくなったレベルです。同じ職場にギターや他の楽器をやっている方もいらっしゃるので、いつかアンサンブルできたら楽しいだろうなって思います。
エンジニアを目指す理系女子の学生さんにメッセージを。
K 私は学生時代、デザイン研究を学んできました。アルトナーには充実した研修や体制があるので、そこからどれだけ頑張れるかがポイントです。機械系エンジニアの仕事に携わりたいという気持ちがあれば、恐れず夢に挑戦してください。
S IT系のエンジニア派遣会社はたくさんありますが、そんな中で、性別関係なく、若いうちから開発の上流工程や最先端の技術に携われるアルトナーという会社に出会えました。開発に興味がある方、具体的にしたいことがまだ決まっていない方、自分の可能性を試したい方にとって、とても良い職場だと思います。ぜひチャレンジしてみてください。
お2人とも、お忙しい中、ありがとうございました。ますますの飛躍を!