入社2、3年目研修を開催
若手エンジニアが自身の成長とキャリアを見つめ直す機会に
アルトナーでは、エンジニア一人一人が長期的に成長し続けられるよう、入社後も段階に応じた教育・研修制度を整えています。
その取り組みの1つとして、入社2,3年目のエンジニアを対象とした研修が実施されました。
また今回は、普段それぞれの配属先で働くエンジニア同士が直接顔を合わせて交流できるよう、対面形式で実施され、社員同士が改めてつながりを深める機会になりました。
本研修では、これまでの経験を振り返り、自身の成長を実感するとともに、自己認識を深め将来のキャリアビジョンを具体的に描くことを目的とした講義やグループワークが行われました。
また、ロールモデルとなる先輩エンジニアのキャリア事例も紹介され、研修を受けたエンジニアがこれからのキャリアをイメージする機会となりました。
入社後の経験を振り返るディスカッション
研修の冒頭では、「過去を振り返る」をテーマにエンジニアエージェンシー事業本部を主体に、グループディスカッションが行われました。
研修者は、
・入社前にエンジニアとして感じていた不安
・実際に働いてみて初めて気づいたことや、入社前のイメージとのギャップ
について意見を交換しました。
ディスカッションの後には、各グループの代表者が登壇し、グループ内で出た意見を発表しました。
「配属前には様々な不安があったものの、先輩のふるまいを見ながら自分から学ぶことで解決できた」
「コミュニケーションの大切さを改めて実感した1年だった」
「派遣という働き方に対して配属先が頻繁に変わるのではないかというイメージを持っていたが、実際には同じ配属先で長く働く先輩が多かった。立場に関係なくチームの一員として働くことができている」
「配属前に想像していた業務内容よりも、実際にはさらに幅広い業務を任されている」
「学生時代は個人での研究が中心だったため、チームで働くことに不安を感じていた。しかし、意識的に情報共有の機会を増やし、相手が知りたい情報を考えて整理してから報告することで対応してきた」
「配属後の業務経験を活かして、先輩社員として後から配属されてきた後輩に対してアドバイスができるようになった」
といった前向きな声が挙がり、研修者同士がそれぞれの経験を共有することで、新たな気づきを得ている様子がうかがえました。
さらに、
「実際に配属されてみると、アルトナーの社員が身近におり、気軽に相談できる環境があることは、入社前のイメージとの大きなギャップでもあり、嬉しい点だった」
という意見も発表されました。
自己認識を深める2年目研修
入社2年目向け研修では、「自己認識」をテーマにした講義とワークが実施されました。この研修の目的は、現在の自分と向き合い、自分自身の強みや課題を明確にすることです。周囲との交流を通じて自己認識を深めながら、心を鍛え、変化に適応できる自分自身を身に付けていくことが期待されています。
研修では「エゴグラム※」を用いた自己分析が行われ、自分自身の思考や行動の傾向を客観的に理解する機会となりました。※エゴグラム:自分らしさ(ego)を図表化する(gram)という意味。人の性格や行動パターンを5つの心(自我状態)に分類し、グラフ化して分析する手法。
そのうえで、積極的傾聴や自己表現力、自己開示、感情のコントロールなど、社会人としてのコミュニケーションに必要なスキルも学びました。
研修者は自分自身の良い面や課題を見つめ直しながら、伸ばしたい特性やその伸ばし方についてディスカッションを行いました。
業務の課題に向き合う3年目研修
入社3年目研修では、「人間力の向上」をテーマに、業務における問題解決に焦点を当てた研修が実施されました。この研修の目的は、業務を「知っている」段階から「できる」、さらに「人に教えられる」レベルへと成長することです。
後輩指導は将来のマネジメントの基礎となるものであり、問題解決に主体的に取り組むことを通じて人間力の向上と自己成長につなげていくことが期待されています。
研修では、問題解決のプロセスを学び、実際の配属先でも起こりうる課題を想定しながら解決方法を検討しました。
研修者はグループで議論を重ねながら、課題を多角的に捉える視点や、チームで解決策を考える過程を実際に体験していました。
ロールモデルとなる先輩エンジニアの活躍事例
エンジニア事業本部主体で実施された研修では、アルトナーで活躍する先輩エンジニアのキャリア事例が紹介されました。
たとえば機械領域では、自動車部品のモデリングや解析、ハイブリッドコンポーネントの設計開発、半導体装置の温調機設計などに携わりながら、設計・解析・評価までを横断して経験を積んできたエンジニアの事例が紹介されました。
また、大学で数値シミュレーションや量子コンピューターの研究に携わっていた方が、現在は自動運転分野の研究開発に携わるエンジニアとして活躍している事例も紹介されました。
研修者は、こうした先輩エンジニアの歩みを通じて、アルトナーで描けるキャリアの可能性について理解を深めていました。
10年後のキャリアビジョンを描く
また、技術の進化によってエンジニアに求められる役割がどのように変化しているのかについても紹介されました。
その1つの例として、これまでのエンジニアは、専門領域ごとの技術力を軸に活躍するケースが多く見られましたが、現在は、「ソフトウェア」「電気・電子」「機械」といった複数の技術領域を横断して理解する力や、AI活用を前提とした技術力などが求められるようになっていることが示されました。
研修者はこのような背景を踏まえたうえで、「10年後の自分」をテーマに話し合いながら、これからのエンジニアに求められる役割や自身の目標について考えました。
「10年後の自分の姿を、より具体的にイメージできるようになった」
という声が聞かれたほか、
「複雑化する社会に対応できるよう、広い視野を持ったエンジニアになりたい」
「開発に携わるだけでなく、技術に関するコンセプトを生み出す側にも関わりたい。下流から上流まで携われるエンジニアになりたい」
といった将来への目標も語られました。
決意表明
研修の最後には、研修者が今回の学びを踏まえた「決意表明」を行いました。
発表では、
「材料に関する知識をさらに深めたい。金属だけでなく樹脂についても勉強していきたい」
「工場に足を運び、製品の加工現場を見たい。現在の配属先で作られている製品について、加工方法まで含めて理解することが理想」
といった技術理解を深めたいという声が聞かれました。
また、「グローバルに活躍できるエンジニアを目指したい。対応力や言語化能力を高め、ビジネスで通用する英語を習得したい」
という将来を見据えた目標も語られ、それぞれが自身の将来像をより具体的に描けるようになった様子がうかがえました。
同期との交流
研修終了後には交流会も行われました。普段はそれぞれの配属先で働くエンジニア同士が久しぶりに顔を合わせ近況を語り合うなど、和やかな時間が流れていました。
「久しぶりに同期と会って、いろいろ話ができて楽しかった」
「みんな一人前の顔になっているなと感じた。自分も改めて頑張ろうと思った」
といった感想も聞かれ、互いの成長を実感する機会になりました。
エンジニアの成長を支える教育体制
今回の研修は、若手エンジニアがこれまでの経験を振り返り、自身の成長や今後のキャリアについて考える有意義な時間となりました。
また、普段はそれぞれの配属先で働くエンジニア同士が直接顔を合わせて交流することで、社員同士が仲間であることを改めて実感する機会にもなりました。こうした場があることは、エンジニアに大きな安心感をもたらします。
アルトナーでは、このような研修や交流の機会を通じて、エンジニア同士のつながりを大切にしながら、安心して挑戦し続けられる環境づくりを進めています。
今後もこうした取り組みを通じて、技術力と人間力を兼ね備えた人財の育成を進めていきます。