エンジニアの活躍を支える「健康経営」―アルトナーが取り組む人的資本への投資とは

2026年4月21日

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健康は、すべての働く人にとって欠かせない基盤です。日常的に自身の体調やメンタルの変化に目を向けることは、長く働き続けるうえで重要な視点の1つといえるでしょう。

また、近年では、健康経営は企業価値を測る重要な指標の1つとして位置づけられており、企業活動としての重要性が高まっています。加えて、ワークライフバランスを重視して企業を選ぶ求職者が増えており、安心して力を発揮できる環境が整っているかどうかは採用においても大切なポイントとなっています。

アルトナーでは、エンジニア一人一人が心身ともに健康な状態で長く活躍できるよう、健康経営に積極的に取り組んでいます。

本記事では、健康経営の推進体制や具体的な施策について、管理本部 総務グループ 篠原チーフにお話をうかがいました。

(取材・記事執筆:アルトナー取材班)

健康経営への取り組みの背景人財確保と定着を見据えた経営判断

アルトナーではこれまで、経済産業省による「健康経営優良法人認定」を目指す方針のもと、健康経営を推進してきました。2019年に同認定の調査票を提出し、2023年に認定を取得しました。現在も毎年調査票の提出を継続しており、取り組みの高度化を図っています。

この背景には、少子高齢化の進行により今後一層人財不足が深刻化していくことへの見通しがありました。従業員が安心して働き続けられる環境を整備することは、企業としての魅力向上につながり、採用活動の強化や人財確保・定着にも寄与する重要な戦略です。

また、健康経営はアルトナーの経営理念である「エンジニアサポートカンパニー」にも通じる取り組みです。健康面から従業員を支えることは、エンジニアの夢の実現を後押しすることにもつながっています。

全社横断で推進するプロジェクト体制健康経営を浸透させる仕組みづくり

アルトナーでは、健康経営の施策を社内に浸透させるため、「健康経営優良法人認定プロジェクト」を立ち上げています。メンバーは管理本部の他にも、営業担当者やIRPR担当者などから構成される7名で、定期的なプロジェクトの会議を通じて、健康経営施策を組織的に運用しています。具体的には、情報共有や意見交換を行いながら、施策の提案や進捗確認を実施しています。

アルトナーでは、事業特性上、エンジニアがお客様の元で勤務するケースが多いため、管理本部と営業担当者が密に連携しエンジニアのサポートを行う体制を構築しています。プロジェクト会議においては、エンジニアへのフォロー方針の共有や状況確認が行われており、営業担当者による現場での支援につなげられています。

ヘルスリテラシー向上と行動変容の促進

アルトナーでは、従業員の健康保持・増進に向けて、様々な施策を展開しています。

メンタルヘルス施策としては、公認心理師による「ラインケア研修」を実施しています。対象は主に管理職や営業担当者であり、全国に配属されているエンジニア達のメンタルヘルスケアを支えています。エンジニアに対しては、外部の相談窓口を2か所(健保組合および外部委託先)設置しており、匿名での相談も可能です。さらに、公認心理師への個別相談にも対応できる体制を整備しています。

健康診断後のフォローとしては、「要医療」の項目が1つ以上あった従業員に対し、個別に受診勧奨を実施しています。書面送付や所属部門からの声掛けなど、複数のアプローチで受診を促しています。このほか、全従業員を対象に、年1回保健師によるオンラインセミナーを実施し、ヘルスリテラシーの向上に努めています。さらに、アルトナーでは若年層へのアプローチにも注力しています。一般的に、若年層は自覚症状が少なく「自分は健康である」と認識する割合が高いことが、各種調査で示されています。そのため、将来の健康リスクに備えた行動や予防的な取り組みが後回しになりやすいとされています。そういった背景から、将来的に生活習慣病のリスクが高まる可能性のある39歳以下の従業員を対象に、保健師によるオンライン保健指導を実施し、自身の健康状態の把握や生活習慣の見直しを促しています。

こうした基本的な取り組みを着実に積み重ねている点も、アルトナーの健康経営の特徴です。

健康経営は企業の責任へ社会課題への対応と企業価値の向上

かつて健康管理は個人の責任とされてきましたが、現在では企業が主体的に向き合うべき課題へと変化しています。こうした背景からアルトナーでも、健康経営は企業が果たすべき責任の1つとして認識されています。

とはいえ、健康経営は短期間で成果が見えるものではありません。アルトナーでは、健康経営の役割を段階的に捉えることで取り組みの高度化を徐々に進めています。

最初のフェーズは、従業員の健康保持・増進を支援し、従業員のパフォーマンスの最大化。次のフェーズでは安心して働ける環境づくりによる離職率の低下や採用力の向上。そして最終的には、生産性向上と企業価値の向上へとつなげていく考えです。

人的資本への投資として継続して取り組む

アルトナーは設立64年を迎える企業ですが、時代の変化に対応しながら新たな取り組みを積極的に取り入れています。

今後もアルトナーは、自社に適した健康経営施策を継続的に検討・実行しながら、重要な人的資本への投資の1つとして推進していく方針です。

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