【第3回】化学の知識を活かし、半導体関連装置の設計業務に向けて応用的な研修に取り組んでいます
機械 N.M.
理学研究科 化学専攻
2026年 新卒入社 20代
〈役職・年齢・業務内容等は取材時のものとなります。〉
みなさん、こんにちは。Nです。

現在は基礎研修を経て、配属先での業務に向けたカスタマイズ研修に取り組んでいます。基礎研修で学んだ内容と化学の知識を土台に、より実践的な課題に挑戦しているところです。
未経験だった製図でも、成長を実感しています

全くの未経験だった製図も、今では以前よりスピード感を持って進められるようになりました。最初は周りより出遅れていた私ですが、今では応用課題をクラスで一番早く終えられる日もあります。もちろん、設計において「速さ」だけが正義ではなく、正確な図面作成と徹底した確認が最優先です。それでも、未経験からスタートしても努力次第でここまで走れるんだという実感が、大きな自信になっています。
配属先を想定した研修に取り組んでいます

配属先では、半導体関連装置の設計業務に携わる予定です。そのため、カスタマイズ研修では半導体関連装置の図面をもとに部品ごとの図面を作成しています。図面を描くだけでなく、材料力学計算を含めて設計を考える必要がある点が、基礎研修との大きな違いです。
CATIAを使った3Dモデリングについても、より複雑な形状の作成に挑戦しており、基礎研修よりも一段階難しい内容になっていると感じています。
化学だけでなく、物理や数学の知識も活きていると感じます

私は化学系の出身ですが、大学の研究の中で数学や物理にも触れてきました。
カスタマイズ研修で学んでいる材料力学計算は、「どのような形でどのくらいの力がかかっているのか」を手計算で数値化していくのですが、基本的には物理の概念が使われています。そのため、物理で学んだ考え方が計算を手助けしてくれることも多いです。
また、図面を描くうえで材料の性質を考えるときには、化学系出身だからこその視点が活きていると感じることがあります。たとえば、半導体製造装置の部品には金属だけでなく、プラスチックや樹脂が数多く使われます。材料ごとに強度や熱膨張率、耐薬品性、加工のしやすさが全く異なるため、化学の知識をベースに「この材料ならどう加工すべきか」を論理的にアプローチできるのは、大きな強みだと感じています。
さらに、図面を描くときには、実際にその形状が加工できるのかを頭の中で想像することも大切です。自分が図面で指示したものが本当に加工できるのか、難しい部分はないかをシミュレーションして考える必要があります。
これらのような、ゴールにたどり着くために必要な発想の転換やシミュレーションは、化学はもちろん、数学や物理の知識や経験が活きていると感じています。
新しいことへの挑戦が楽しいです

プライベートでは、最近料理にも挑戦しています。先日は、塩パンを作りました。レシピを見ながら、発酵の時間や手順を確認して進めたところ、思っていたよりもうまく作ることができ、妻にも「おいしい」と言ってもらえて、嬉しかったです。今はまだレシピに忠実に作る段階でアレンジはできませんが、少しずつ新しいことにチャレンジし、できることを増やす時間を楽しんでいます。
これから配属先で業務に取り組む中でも、新しく学ぶことはたくさんあると思います。化学系出身だからこその視点も大切にしながら、機械領域のエンジニアとして必要な知識や技術を身に付け、配属後も着実に成長していきたいです。